【リヴァイ】人類最強の為に生きる少女の、ちょっと大人な恋物語Ⅳ【進撃の巨人】 (ページ47)

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Episode.197 新居ページ47

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それからほどなくして、私と兵長は引っ越しを終えた。

なにやら、２人で住むにはやけに広い家で…

既に綺麗に掃除を終えた部屋に、ようやく荷解きを終え、今日はゆっくりとお風呂へ入る。

はじめての浴槽というものにテンションが上がりつつ、服を脱ぐついでに鏡に目線を向ける。

「………え？」

そこに写っていたのは、久々にまじまじと見た私の身体…なんだか、前よりも…胸が

…大きくなった気がする。

何度か目を擦ってみる。

いや、どうやら現実らしい。

そういえば最近下着を新調したが…お店の人に任せっきりで、自分では何も見てなかった。

というのも、以前ほどの身体に対しての自信がどうとか…みたいなものは、ここ４年でほぼなくなり。

兵長がいいと言ってるわけだし、いいのだろうという結論にたどり着いたこともあり…自分自身ですら自分の身体にさほど興味を持てなくなっていた。

いつから…こんな立派になったかは覚えていないが、この間買った下着に窮屈さを覚えることはないので、それ以前からなのだろう。

でも…正直、兵長とは…あの日、マーレに攻め込んだ時から、ジークの監視やらなにやらで…そういう行為は一切ない…ということは

兵長はこのことを…多分知らない。

以前は大きければ大きい方が…と、思ってはいたものの…いざ、大きくなってみると…なんだか…

これを見せるのは、とても勇気がいる気がして…

いやでも、あの様子ならしばらくはそういうこともしないだろうし…と、とりあえずまずは…私自身の心の整理をはじめなければ…

服を脱ぎ、浴槽へ浸かる。

これなら、前みたいに一緒にお風呂入ったりするのがもっと楽しくなりそうだなぁとか、いつか…子供とかが出来たら、兵長がお風呂とか入れるのかなぁとか…

そんなことを考えながらシャワーを浴び、お風呂を後にする。

２階へ上がると一番奥の部屋に明かりがついていた。

いわゆる寝室…いや、愛の巣だ。