【リヴァイ】人類最強の為に生きる少女の、ちょっと大人な恋物語Ⅳ【進撃の巨人】 (ページ41)

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Episode.191 生きてページ41

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それからのことは…断片的にしか覚えていない。

飛空艇に乗ったものの、燃料が要塞まで足りず、途中でエレンの背中に降り、歴代の巨人との戦争が始まった。

もう言葉で表すことが不可能なくらい混乱した戦場の中で、戦った。必死に戦って…

兵長は無事にジークの首を落とした。

それにより、地鳴らしが止まり、マーレの人達との感動的な再会…とは、行かず…

エレンは再度巨人化し、また歩みを進めた。

エレンを仕留めようと皆が飛び立とうとしたとき、兵長とミカサの動きが止まった。

そして――煙が上がる。

それを見たコニーが呟く

「これは、ラガコ村と同じやり方なんじゃ…」

それを聞いた者はきっと脳裏によぎっただろう、あの日の光景が――

兵長はミカサとピークさんを呼び、巨人化したファルコの背に乗るように指示をした。

きっと、私にもエルディアの血は流れているのだろう。

それを、兵長もきっと…察しているのだろう。

兵長と目が合う。

「兵長――…！生きてね！」