【リヴァイ】人類最強の為に生きる少女の、ちょっと大人な恋物語Ⅳ【進撃の巨人】 (ページ18)

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Episode.168 意外な言葉ページ18

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翌朝、珍しく兵長よりも早く起きた。

兵長の寝顔はもう何回も見てるけど、朝に見ることは少ないのでちょっと特別だ。

無防備な身体を晒す兵長に、私のことを信用してくれているんだなという喜びをひしひしと感じながら、兵長の首へ口を落とす。

たしか…いつも、こうやって…

ヂュっとい小さな音と共に、兵長の首に赤い痣ができた。

我ながら…出来心とはいえ…これ、隠せないんじゃ…と、思ったところで後の祭り。

「…案外、感覚あるもんなんだな…これ」

「あ、おはよう…ございます」

「ん」

毛布を身にまといつつ、昨日のことを思い出し、思わず顔に熱が集まった。

「んな、可愛い顔してると…知らねぇからな」

「か、わ…？！」

兵長の意外な言葉に余計に顔が熱くなる。

瞬間、兵長の身体が私の身体に覆いかぶさり――

「早起きは三文の徳…ってな」

血の気が引いた。

そのまま兵長は昨日に引き続き行為を始めた――