Episode.130 内地 ページ30
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※しばらくオリジナルのお話続きます！
あれから、しばらくが経ち。
エレンの硬質化の実験が続いていた。
あれを…正確に使いこなせるようにならなければ、ウォールマリア奪還は難しいだろう。
エレンも…大変だな。
そんなことを考えながら、自分の仕事を終え、部屋へ戻る。
先に戻っていた兵長は、机に向かい何やら難しい顔をしていた。
「ただいまです、兵長…お仕事持ち帰ってきたんですか？」
「いや…これは、まあ…お前、明日から予定空けられそうか？」
「い、きなりですね…まあ、仕事と言っても書類整理の手伝いだけなので…急ぎの用ならなんとか、頑張ってみますが」
「…明日から、内地に１週間程出向く」
「出張…ですか？ 珍しいですね」
「エルヴィンの遣いでな、まあ、んな大したことはしねぇんだろうが…わりと、長ぇからな」
たしかに、１週間…は、長い。
この間すれ違っていた時も、空気はアレとしても一応一緒に寝泊まりはしていたし…
１週間離れ離れは…まあ、私も…結構寂しかったりはする。
「…じゃあ、明日から…付き添います」
「ああ…助かる」
助かる…って、なら初めから一緒に来てほしいと言えばいいのに…素直じゃないな、兵長。
まあ、そんなの今更か…
「じゃあ私、そのこと伝えてきますね。一応…兵長のお名前、出しても構いませんよね？」
「ああ、問題ない」
「了解です、じゃあちょっと行ってきますね」
そういって再度廊下へ出る。
内地…ねぇ。
行く事はないと…勝手に思っていたわけだが…まあ、立場ある人と共に過ごすというのはそういうことで…
変な人に会わないといいけど…
その足で資料室へ向かい、上司にその旨を伝えた。
一応直属の上司は兵長だが、今の資料整理の責任者はまた別にいて…と、言っても兵長の名前を出したらもちろん、逆らえるわけもないのだが…
気を付けていっておいでと、温かく見送ってくれた上司に感謝をしながら、再度部屋へ戻り荷物をまとめる準備をはじめた。
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妄想侍(プロフ) - マナさん» コメントありがとうございます！本日更新のお話を読んで頂けますと幸いです…！引き続き楽しんで頂けるよう頑張ります！ (10月4日 17時) (
レス) id: 04ac1c6370 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 夢主（主人公）は死なずに生きてますでしょうか？ (10月4日 6時) (レス) @page48 id: 98daa3d62c (このIDを非表示/違反報告)
妄想侍(プロフ) - ああさん» コメントありがとうございます！最近更新時間まばらですみません汗。一応ラストまで構想は出来てるので、最後まで更新頑張ります〜！ (10月3日 17時) (レス) id: 04ac1c6370 (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 更新してくださったのですね！ありがとうございます、、嬉しいばかりです。私この作品が大好きなので更新これからもよろしくおねがいします (10月2日 22時) (レス) @page47 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
妄想侍(プロフ) - さやさん» コメントありがとうございます！わ〜すごく励みになります…！今後も更新頑張ります！ (9月20日 17時) (レス) id: 04ac1c6370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妄想侍 | 作成日時：2023年9月2日 16時
