Episode.129 和解 ページ29
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「いやぁ〜〜〜それにしても、本当によかったよ！ 今度から悩みがあったらちゃんと話してよね！」
「は、はい…」
次の日、兵長はハンジさんに正直に話したらしい。
ついでにその日のうちに食べきれなかった高級食材を104期に振る舞ったらしく、あれは戦争だったと静かに語っていた。
それはそうなって当然だ。
「いやぁそれにしても、男ってなんでこうも鈍いんだろうね〜〜？」
「それは…本当に思います」
「…もう、死人に口なしだとして、聞きてぇんだが…ニファの気持ちには気づいていたのか」
「気付いてましたし、兵長が告白断ったのも、ベッドに誘われてたのも知ってます」
「ええ！？ あの子そんな大胆な子だったの！？」
「貴方への気持ちは知ってたけど…まさかそこまでしているとは」
「…待て、俺への気持ちに気づいてた…のか？ お前がか？」
「そりゃあ、あれだけ毎回伝令を引き受けるんだから、何かしら理由があるとは思ってたよ？」
「試しに104期と貴方の名前を話の最中に出してみた時、貴方の名前に過剰に反応してたから」
「ああ、なるほどねって思って見てたよ」
「…やっぱり、俺が鈍かったってことじゃねぇか」
「兵長はなんというか…思ってるよりモテるってことを自覚した方がいいと思います」
「いや、君に言われるのはさすがに可哀想だと思うよ」
「ちげぇねぇ」
「私は…気付いたら事前に恋人いるとか好きな人がいるとか、ちゃんと対策してますし…」
「あ、そうなの？ じゃあリヴァイが悪いね」
「気付かねぇものをどう気付けってんだよ…」
「でも、そういう義理堅いところとか、兵長のいいところでもあるんですけどね…でも、まあ同時に…嫉妬するというか」
「……………」
「…いいねぇ、こんな子を自由に出来るなんて。女の私でさえ羨ましいと思うよ」
「…自由にされてるのは、こっちなんだが…？」
「でも夜は自由に…」
そういった瞬間、ハンジさんの頬に思い切りグーパンが炸裂していた。
いや、さすがに女性にグーはないです、兵長…
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妄想侍(プロフ) - マナさん» コメントありがとうございます！本日更新のお話を読んで頂けますと幸いです…！引き続き楽しんで頂けるよう頑張ります！ (10月4日 17時) (
レス) id: 04ac1c6370 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 夢主（主人公）は死なずに生きてますでしょうか？ (10月4日 6時) (レス) @page48 id: 98daa3d62c (このIDを非表示/違反報告)
妄想侍(プロフ) - ああさん» コメントありがとうございます！最近更新時間まばらですみません汗。一応ラストまで構想は出来てるので、最後まで更新頑張ります〜！ (10月3日 17時) (レス) id: 04ac1c6370 (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 更新してくださったのですね！ありがとうございます、、嬉しいばかりです。私この作品が大好きなので更新これからもよろしくおねがいします (10月2日 22時) (レス) @page47 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
妄想侍(プロフ) - さやさん» コメントありがとうございます！わ〜すごく励みになります…！今後も更新頑張ります！ (9月20日 17時) (レス) id: 04ac1c6370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妄想侍 | 作成日時：2023年9月2日 16時
