Episode.117 乱暴 ページ17
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部屋へ入る。
心なしか兵長は気まずそうだ。
兵長、やっぱり気付いてなかったんだな…ニファさんの気持ちにも、私がひっそり様子伺ってたことも。
知らないフリしてたら…兵長は話すのかな、いや…わざわざ言わないか。
「…忘れ物ってのは、なんだったんだ？」
「女の子にそういうこと聞くの、無粋だと思います」
「…なら、忘れ物とか紛らわしい言い方すんじゃねぇよ」
「いや、直接言えないから濁してるわけで…」
「さっき…ニファと会ったんだが、お前、すれ違ったか？」
「…いえ、特には…というか休まれたのでは？」
「まあ、何か用があったらしい」
「そ、う…ですか」
「…お前の、最近の悩みと、あいつは…関係していたか？」
「うーーーん…全くないわけではないですが…それだけってわけでもないので…なんとも」
「言う気にはなったか？」
「無理に聞かないって言ってませんでした？」
「…なら、無理に聞いたら話すのか？」
「…え？」
瞬間、兵長が私の手を掴み、勢いよくベッドへ押し倒された。
兵長の顔は、見たことないくらい曇ってて…いつも以上に、読み取れない表情をしていた。
両手を頭上で押さえられ、強引にキスをされる。
ねじ込むように舌を入れて、音を立てて暴れまわる。
「ﾝンっ…」
そのまま、乱雑に服を脱がされて、無理やり身体をこじ開けられる。
「…言え」
「ぃ、や…だ…っ」
「滅茶苦茶にされたくなきゃ、言え」
「…べつに、いいですよ」
「なら…」
「めちゃくちゃにされても…いいです」
兵長の動きが止まった。
もし、終わりの時が近いなら…せめて、最後までしてみてほしかった…
と、いうのは…ずっと思ってたことで。
まあそりゃあ、こう…甘ったるい感じの雰囲気の方が嬉しいけど、こういう本能むき出しな感じも…嫌いってわけではないし…
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妄想侍(プロフ) - マナさん» コメントありがとうございます！本日更新のお話を読んで頂けますと幸いです…！引き続き楽しんで頂けるよう頑張ります！ (10月4日 17時) (
レス) id: 04ac1c6370 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 夢主（主人公）は死なずに生きてますでしょうか？ (10月4日 6時) (レス) @page48 id: 98daa3d62c (このIDを非表示/違反報告)
妄想侍(プロフ) - ああさん» コメントありがとうございます！最近更新時間まばらですみません汗。一応ラストまで構想は出来てるので、最後まで更新頑張ります〜！ (10月3日 17時) (レス) id: 04ac1c6370 (このIDを非表示/違反報告)
ああ - 更新してくださったのですね！ありがとうございます、、嬉しいばかりです。私この作品が大好きなので更新これからもよろしくおねがいします (10月2日 22時) (レス) @page47 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
妄想侍(プロフ) - さやさん» コメントありがとうございます！わ〜すごく励みになります…！今後も更新頑張ります！ (9月20日 17時) (レス) id: 04ac1c6370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妄想侍 | 作成日時：2023年9月2日 16時
