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笑ってほしい!【高杉晋助】 高誕2019 ページ12

私はあることに気がついた。

晋助様の部下として働き始めて約5年。

晋助様が爆笑しているところを一度も見たことがない。





貴「ということで、『晋助様を笑わせよう大作戦』を始めたいと思います!」

ま「はあ!?何で私達も協力しなければいけないんすか」

万「まず、そのダサイネーミング、どうにかならないでござるか?」

先輩方の冷めた目。

それでも私は強引に押しきる。

貴「いいじゃないですか!たまにはクールじゃない晋助様も見たくないですか!?」







数時間後

貴「晋助様って、一体何なんですか?」

結局、くすぐっても、コントをしても、面白動画を見せても、晋助様は笑わなかった。

挙げ句の果てに、「お前ら何やってんだ?」と冷たい一言。

さすがの私も心が折れそうになる。

ま「今日はとりあえず、終わりにするっす」

何だかんだ言って、一番悔しそうなまた子先輩の言葉で、私達は諦めた。







数日後

地球から遠く離れたとある星で。

上陸した私達には、休憩も兼ねて、少しの自由時間が与えられた。

特にすることもなく、適当にふらついていると、晋助様の姿が。

犬のような不思議な生物にまとわりつかれて困っているっぽい。

高「お前と遊んでいる時間はねェ」

晋助様が軽く蹴ると、その生物は、とても悲しそうな顔をした。

しばらく見つめ合う謎の生物と晋助様。

高「……」

ついに晋助様がしゃがんだ。

着物の袂から、煎餅を出して、ぶっきらぼうに置く。

高「これで我慢しろ」

嬉しそうな謎の生物。

晋助様はそいつの頭を撫でて、立ち上がり、再び歩きだした。

そのとき、一瞬、ほんの一瞬だけ、晋助様が笑った気がした。

貴「いいもの見たかも」

私が見たかった爆笑じゃなかったけど、その顔がとても優しかったので、私の頬も、自然に緩んでしまった。








作「誕生日と全く関係ない話になってしまいましたが、とりあえず、

Happy Birthday高杉!」

添い寝してほしい!【沖田総悟】 優衣さんリク→←一番にしてほしい!【坂本辰馬】 紅葉桜さんリク


ラッキーキャラ

ヤクルコを飲んでいる晋助


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設定タグ:銀魂 , 短編集   
作品ジャンル:アニメ
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アルジェント - 猫耳と猫尻尾が生えた時の相手キャラの反応をお願いします。 (3月11日 22時) (レス) @page5 id: 127faa16a0 (このIDを非表示/違反報告)
アルジェント - リクエストお願いできますか?  相手キャラが吸血鬼化したお願いします (3月11日 22時) (レス) id: 127faa16a0 (このIDを非表示/違反報告)
アルジェント - オッドアイがバレてみた  お願いします   (3月11日 22時) (レス) id: 127faa16a0 (このIDを非表示/違反報告)
万斉推し - リクエストよろしいですか?よろしかったら河上万斉で口移し書いてもらいたいです! (2022年3月31日 17時) (レス) id: 78f9a00831 (このIDを非表示/違反報告)
メランコリック - リクエスト失礼します。お泊まり会のやつを九兵衛で書いてもらえますか? (2021年1月7日 1時) (レス) id: 5e6606bd3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あくび少女 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年7月29日 11時

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