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一方その頃、C組の教室の前の柱の影では＿＿
mk「い、今の聞いた…？」
cs「聞いた聞いた…」
mk「Aがチーノ？さんの名前出した瞬間顔色変わったし…」
cs「ねえ、これさ……」
「「絶対両思いじゃん」」
こっそりとそんな会話をしているのだった
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そして放課後
cs「それじゃAまたね〜」
mk「じゃあね〜！」
『うん！また明日！！』
二人とも部活に行ってしまった。
美佳はバレーボール部、千紗は吹奏楽部に所属している。
どちらの部活もとても強くてほとんど休みがないほど。
私は今日部活がない日で、でも家に帰りたくもなく、自習でもするか、と思って教室に残る
私は写真部で、週3しか活動がない。
なんらかの部活には入りたかったけど、なんの取り柄もない私は、「自分でも出来る部活」として写真部に入った。
部活は楽しいけど、やっぱり私も何か特技があればなぁと思ってしまう。
美佳は元気で明るくてスポーツが得意で。千紗は優しくて面白くて女子力が高くて。
いいなぁ。
そう思っていると、
shp「Aー」
『あ、ショッピ！』
shp「今日生徒会行こうと思ってるんだけど一緒にこうへん？」
『え！行きたい！！』
ショッピはサッカー部と生徒会に入っていて、今日は部活がない日。
サッカー部は基本週3。少ない方だ。生徒会は、臨時で集まる時もあるが、好きな時に行っていいみたい。
私が家に帰りたくないことを知っている優しい生徒会の人たちは、ショッピの幼馴染の特権ね、と言って生徒会に入ってもいない私を歓迎してくれるのだ。
shp「はやく」
『ごめんってば』
机に広げようとしていた教科書類を全部バッグに突っ込んで慌ててショッピのところへ行く。
shp「…ごめんなぁ」
消え入りそうな声だったけど、私の耳には届いていて
『へ？何が？』
shp「…なんでもない」
いつも、こうなんだ。私たちは、お互いのこと分かっているようで、分かっていない。
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ピース - これからも沢山の作品期待してます！ (2月6日 21時) (
レス) @page2 id: e316248f6e (このIDを非表示/違反報告)
キル - とても面白い作品ありがとうございます！！！更新頑張ってください！ (7月3日 19時) (レス) @page28 id: 185a9559e3 (このIDを非表示/違反報告)
いよよ(プロフ) - 初コメ失礼します！凄く面白いですね！！ここからが楽しみです☺️更新頑張ってください！！！！ (6月13日 20時) (レス) @page21 id: 62d79f7619 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむいー | 作成日時：2023年4月26日 23時
