えっとライバルですけど……???3.5【wrwrd!】 (ページ25)

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女子生徒ページ25

「Aさーん」

ある女子生徒がこちらへ寄ってくる。

『＊＊さん、なにかあったん？』

「そのさ、次の授業…一緒に隣でやってもいい…かな？」

てれてれとしながら話してくる女の子。
この子…学園でも3か２番目に可愛いって
言われてる子。

一応言うと私は
美人枠1位入ってるらしいぜ。
(大先生情報)

『うん、いいよ』

そんなことならお易い御用だ。

「やったっ！」

女の子って可愛いなぁ。

『(私とは大違い)』

彼女は私の隣で
ルンルンとしながら
次の授業を待った。

「Aさん」

『ん、気軽にAって呼んで？』

「！うん、Aちゃんって好きな人いるの？」

『…好きな人？』

私はその質問に少し戸惑った。

『いないかなあ』

「へぇ…ねね、もしも女の子がAちゃんと付き合いたいって言ったら？」

『…』

なんでこの子はこんなことを
聞いてくるんだ。

『その子の性格にもよるしその子の将来にも関わるから1日試してみてからやな』

「そっかぁ…じゃあ、1日試してみよう？」

『……は？』

「私、Aちゃんの事好きなの」

『…＊＊さんの将来にも関わるんやで。』

「いいよ？Aちゃんの隣にいれれば」

彼女は狂ってる。
私が好き？
確かに試しでとは言った。
でも、こわい

??「そこまでにしてやれー」

「……シャオロンくん」

sho「Aも確かに試すとは言っとったけど流石に病み上がりやし」

『シャオちゃん、いいよ』

sho「……俺が嫌やから。」

『え？』

sho「俺のAが他の人に取られるのが嫌なんや。」

「俺のって…別に付き合ってる訳じゃないんだし」

sho「…確かにそうやけど、昔に愛を伝えた仲やしなぁ」

「…なにそれ」

sho「愛してるとか」

＿＿

sho「愛しとるよ」

＿＿

昔って言うのは前世を意味するだろう。

『…うん。シャオちゃんの言う通りやわ。』

「Aちゃん」

『私とシャオちゃん、昔に言っとったわ』

「…ねぇAちゃん」

『……ん？』

「諦めないからね」

そう言って荷物を持ち彼女は逃げた。

sho「…なんかごめん」

『ううん、助かったわ！ありがとう！隣で授業受けようや！』

sho「！おうっ！」

シャオちゃんの過去のあの発言も
ちゃんと覚えてたんだ自分。

先生が教卓に立つ前に
そう思った。