恋愛小説【名前変換オリジナル】 (ページ2)

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友達ページ2

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「よろしくお願いします」

無事自己紹介を済ませた。

俺はヘタレじゃないから噛んだりとかはしない。

「一番後ろの空いてる席に座って」

小林先生に言われ真ん中の列の一番後ろに座る。

左に席は無し、右の席は女子が座っていた。

分厚い本を読んでる彼女は、なんというか大人しく凛々しい印象。

「オレ、前浜陸斗。よろしく！」

前に座っている男子が後ろを向いて自己紹介をしてくれた。

「ああ。これからよろしく」

前浜くんはフレンドリーに話しかけてきてくれた。よかった、取り合えず友達が1人出来た。

休み時間になると数人が俺のところに来てくれて、何人かは会って1時間としない内に名前で呼び会う仲になった。

もちろんその中には陸斗も入った。

「A、部活はどうするんだ？」

時は放課後。

陸斗が自分のエメラルバッグに荷物を入れながら聞いてきた。

まだ決めてないと答えると陸斗の入っているサッカー部に誘われた。

「他の部活も見てから決めるよ」

そう言うと陸斗はそれもそうかと鞄を持ってドアの方に歩いていく。

「じゃあなA！部活考えといてくれよ！」

教室を出るとき振り向いて言い、また明日と部活に向かっていった。

さて、他の部活の見学を兼ねて学校探索と行きたいが、生憎小林先生に呼ばれている。

教科書は事前に貰っているが親に渡さなければならない書類等がまだたくさんあるらしい。

俺は本日2度目となる職員室に向かった。