◎ もう一度あなたと◆優しい時間◆Part22【Sho.S】 (ページ17)

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717. 違う意味ページ17

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『まぁ……お前達は、昔から仲良かったから』

うん、そう。

修くんとは、小さい頃からの幼なじみ。

『お前らの気持ちに
気づいてやれなくて、悪かったな』

……私達の気持ち？

『まぁ…一緒に暮らしてたら、そういうことも
話しズラいか』

……話しズラいというか

泳げるようになってから

言おうと思ってただけで…、

『でも…修のことが好きだったんなら
きちんと、俺に言ってくれたらよかったのに』

…んーーー？

修くんのこと好きって

別に嫌ってるわけじゃないけど。

『二人の邪魔してたみたいで悪かったな』

…あれーーー？

これって、やっぱり、勘違いされてる？？

『まぁ…Aが出て行くって言うなら
俺には、引き止める権利ないよな』

……って、えーーー！！

出て行けとか言わないでーーー！！

「ち、違う！！修くんとは何にもないし
ただの幼なじみってだけで
翔ちゃんのところから出て行かないよ！！」

『はぁ？でもお互いシャワー浴びる仲なんだろう？』

「そ、それは…」

『Aの胸に付いてるキスマークを見て
修はAをイジメたくなったんだろう？』

「いや、あ、あれは単なるシゴきを…
無理やりさせられただけで…」

『へ？！シゴきって、修のをシゴいたの！？』

修「ブーーーッハハ！！お前らマジ最高！
二人とも話せば話すほど、マジ受けるー！」

「修くん！もぉ…笑ってないで
助けてよ！！」

修「Aが、はっきり言えばすむことだろう(笑)」

「うぅ…修くんとは……別に怪しい関係でなくて…スポーツジムのプールで、偶然に一緒になって…」

『スポーツジム？Aスポーツジムのプールに行ってるの？』

「はい、行ってます……泳ぎを習ってます。」

『なんで、そのこと隠してるの？』

「隠してたわけじゃなくて
きちんと泳げるようになってから
報告したかった……わけで。」

修「大好きな翔ちゃんのために
また海釣りに行って、美味しいお刺身を食べさせてあげたいんだって(笑)」

「そうです……だから、海に落ちてもみんなに迷惑かけないように
泳げるようになったら海釣りに行こうって思って。」

『なんだよ…それ。
俺バカみたいに一人でヘンなこと想像してた…』

なで肩の翔ちゃんが

息を吐き出しながら道端にしゃがみ込んだ。

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