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52話 ページ5

その後、春原さんを観察してみて、心愛の言っていたことがわかった。
確かに結城を見る目が熱っぽい。

次の休み時間、心愛は私の机の前にしゃがみ、べたっと机に突っ伏した。

「……あたし、別れようかな」
「は?」

私は目を見開き、その華奢な肩を揺すって小声でまくしたてた。

「それで何か解決するわけ?落ち着きなよ、結城は心愛が好きなんだし」
「んー……ちょっと試してみたい」
「?……結城を?」

彼女は笑って頷いた。

「うん。フラットな状態でもあたしを選んでくれるかどうか」
「……別れることがフラットになるかは分からないけど、そんなにやりたければやってみれば?」

私はため息をつく。

「……1回手に入れたものを手放す気持ちは全然わかんないけど」

彼女はにへらーっと笑った。

「あいつが単に面食いなのか、純粋にあたしの中身も好きなのか、確かめてみたい」

モテるやつの思考は全然わからない!!
私はもう何か言うのをやめた。

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作者名:餅屋 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2019年11月30日 23時

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