僕達の距離 in×ym

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涼介side




「ゆーてぃ、チャイムなってるよ」

「んー、でも俺今手離せない！ヤマお願い！」









いつの間にかボス戦に突入してるふたりは
動く気配がまるでないみたい。









その間にもチャイムがなってるし
さすがに誰も出ないのは可哀想だからしょうがないって俺が扉の方に向かう。









「てかこんな時間に誰なの？」

「メンバー以外来ないよね普通」

「スタッフさんとかじゃない？」

「あー、なるほどね、あ！そこいけって！」

「うわ！こいつ、ちょ！」









ワイワイ盛り上がる賑やかな親友2人に
俺の悩みはわかんないか、と半ば諦め状態。









でもまあ聞いてくれるだけマシか、









とりあえずドアあけなきゃ、









そう思ってドアを開けた_______________









･･･んだけど、









「やっほ〜」









「･･････え、？」









そこにいたのはスタッフさんでもマネージャーでもなくて、









相変わらず眠そうな顔をしてさっきと同じように呑気に手を振る伊野尾ちゃんだった。

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