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涼介side
「随分遅かったね、何してたの」
と開口一番に聞いてきた知念に伊野尾ちゃんと話せたって言ったら根掘り葉掘り聞かれて、さっきのことを言うと
すくな!それただの日常会話だよ って言われた。
そんな日常会話もままならないんです!俺たちは
「えー!いのちゃんにヤマを取られちゃう!」
でも話せてよかったねって言ってくれる裕翔は
やっぱりジェントルマンだ。
「ゆーてぃそこはいのちゃんじゃないんだね。」
逆なんだ、と言う知念に
「いのちゃん可愛いけどね〜」
兄弟って感じだから。と裕翔
ご飯を食べて一段落してから始まったゲームもだいぶ盛り上がってきて大ボスを倒すところに到達してる。
「でも確かにいのちゃんとヤマあんまわちゃわちゃ
絡んでるって感じじゃないね。」
そう言えばそうだなーという裕翔に
やっぱり自分だけが伊野尾ちゃんと上手く絡めて
ないのかって再確認する。
「ていうか涼介は伊野ちゃんとどうなりたいの?」
知念が必殺技を繰り出しながら俺に聞いてくる。
どうなりたいって、知念みたいにどこでもベタベタしたいわけじゃないし裕翔みたいに積極的に絡みたい訳でもない。
「もっとこう・・・なんて言うか、うーん・・・
ただ、単純に話したいなぁって。」
てかなんで俺こんな話してんの恥ずかし!
「ち、違うから!べつに好きとかそーゆーのじゃないからね!!」
「はいはいわかってるよ」
なんて言うか他愛ない話をするって言うか、
どんな些細なことでも話して笑ってみたいなとか、俺の話で伊野尾ちゃんに笑って貰いたいなとか。
「んー、でも俺いのちゃんとヤマの付き合う前の初々しい恋愛中の高校生みたいな感じ好きだよ」
「・・・ぷッ」
「・・・な、なん、なな、なん、な!」
何言ってんの急に!!
手元の黒い画面には赤いゲームオーバーの文字。
知念は隣でニヤニヤしてるし ああもう!
「そんなんじゃないんだってばぁ、」
スマホを放ってベッドにぽすん、と顔を埋める。
「そこそこ!今!ゆーてぃはやく!」
「おっけー早めに出しとくよ」
くっそ、仲良く続きしやがって・・・
はやくゲームオーバーになればいいんだ、と
2人の方をじっと睨んでると
ピンポーン、と
軽快な音が鳴り響いた。
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(名前)ここな(プロフ) - とっても面白いです!続き気になります!更新頑張ってください! (2020年4月14日 8時) (レス) id: f0baab4516 (このIDを非表示/違反報告)
一左郎馬(プロフ) - 葵さん» ありがとうございます。拙い文章ですが頑張っていきますのでよろしくお願いします。 (2020年1月19日 0時) (レス) id: 9c3b3ed0d1 (このIDを非表示/違反報告)
一左郎馬(プロフ) - 3938さん» なかなかマイナーなゲームを出してしまい申し訳ないです!!一応説明は書いておきましたのでそちらを!!まあ簡単な遊び方だと思っていただければ幸いです!! (2020年1月19日 0時) (レス) id: 9c3b3ed0d1 (このIDを非表示/違反報告)
3938(プロフ) - 五間楽しく読ませて頂いてます。質問なんですが"せっさん"って何ですか? (2020年1月18日 23時) (レス) id: 5c63c0174f (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - このお話とっても好きです。更新楽しみに待っています。 (2020年1月14日 18時) (レス) id: 1f696030ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つーとの | 作成日時:2020年1月13日 11時