49:暗殺者と暗殺者。 ページ12
私は飛び散った血を指で掬い、舐める。
そして一言「不味い」と呟く。
？「相変わらずの殺し癖ですね、安西さん」
『貴女こそ。先程から覗き見だなんてタチの悪いこと』
乾いた笑いをする。
暗殺者なのに、殺気を隠せてなかったですよ？
" 相崎さん "。
相崎「ふふ……。ところで、中也とはいつ別れるおつもりで？」
『何抜かしたことを。それ以上言えば喉笛を掻っ切りますよ』
相崎「ご冗談を」
嗚呼、やはり彼女は嫌いだ。
何か有れば森鴎外と同じて姿を現す。
私が1番大嫌いな人間のタイプ。
『ところで何の用で来たんですか？』と私は問う。
すると彼女は何故か履いていたハイヒールを脱ぎ、靴下も脱いだ。
は？何してんの此奴。
敢えて口には出さず、奇妙な行動を取る彼女を見つめる。
続いて彼女は一つに束ねていた髪を解き、スーツを脱いだ。
今の彼女の姿は下着姿。
『いや、本当に何してるんですか？馬鹿なんですか？』
相崎「馬鹿じゃないですよ。私、ずっと前から安西さんの事気になっていたんですよね」
『は？』
短く間抜けな返事を返すと、彼女が舌なめずりをしながら私に近付いて来た。
正直言うと可也気持ち悪い。
彼女が近付くにつれ、私は後ろへ下がって行く。
すると、思い切り肩を捕まれ床に押し倒された。
その拍子に背中と頭を打ち、痛かった。
『痛ッ……離してください、気持ち悪い』
「嫌ですッ……んッ……」
反射的に私も「んッ?!」と声が出た。
何か知らないが、彼女が私に深い接吻をしてくる。
だが、物凄く口内に違和感がある。
とある事を思い出し、必死に彼女の胸板を押すがびくともしない。
昔、ポートマフィアの名簿で見た。
_______________
相崎 華夏
ハニートラッパー
_______________
と書かれていたのを。
つまり口内の違和感は──
"薬"
『んッ……退けよッ……!!』
「はぁい。 じゃ、ゆっくり眠っていて下さいね」
やられた。
催眠薬を盛られた。
彼女は何事も無かったかのように服を着ていく。
私は視界がどんどん白くなって行く。
彼女に引っ張られ、ぶら下がる形で手を上で組まされ手錠と鎖で繋がれた。
抵抗しようとしても出来ない。
そんな中、もう1人の人影が現れた、
誰かは分からないが声は聞こえた。
聞き覚えのある声だった。
そして私は堕ちた。
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生華(プロフ) - みりんさん» 有難う御座います！1日の楽しみだなんて……嬉しすぎます(´；ω；｀) (2017年6月4日 20時) (
レス) id: e20f570410 (このIDを非表示/違反報告)
生華(プロフ) - 和さん» 有難う御座います！今日中にはIV作るので、是非とも其方でも宜しくお願いします！ (2017年6月4日 20時) (レス) id: e20f570410 (このIDを非表示/違反報告)
みりん - ぁぁぁぁぁあ楽しみですこれ一日の楽しみにしてます！ (2017年6月4日 0時) (レス) id: 7cc03e2002 (このIDを非表示/違反報告)
和(プロフ) - お疲れ様です！楽しみにしてます！！ (2017年6月3日 19時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
生華(プロフ) - 雪風司令さん» 考察してくれてるんですね、有難う御座います！話を読みつつ、最後に何が繋がるのかを考えながら読んで頂ければ幸いです！ (2017年5月30日 7時) (レス) id: e20f570410 (このIDを非表示/違反報告)
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