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警察署4 ページ12

美琴「A」


A「どうしたの?」


美琴「やっぱり、なんでもない」


A「そっか、何か聞きたいことがあるなら
できる限り答えるよ」


美琴「うん。……帰ろっか」


A「もう、動いて大丈夫なのか?」


美琴「うん」


A「そうか。さっきも言ったけど
無理はしないでね」


美琴「わかった。心配してくれてありがとう」


A「どういたしまして」


 《ガチャッ》《バタン》

*・*・廊下・*・*


氷室「もう平気なのか?」


美琴「……はい」


?「おおっ!君達が今回の怪異に巻き込まれた
お譲ちゃん達かい!?」


?「こりゃあ…中々のべっぴんさんだ!
どうだい、今から俺と事件のことでも
  交えながらゆっくりとお茶でも」


美琴「え、と{スッ}…A?(どうして後ろに私を隠して…)」


?「?」


A「すみませんが今美琴は精神的に疲れてるんです。
  どなたかも分からない方とゆっくりと
お茶を飲む程余裕なんてありませんし
  美琴にまた嫌なことを思い出して欲しくないんです」


美琴「A…(イケメンだ)」


A「まず貴方は誰ですか?」


?「俺は新聞記者をしている【加賀 剛】と言うぜ」


加賀「さっきは悪かったなお嬢ちゃん」


美琴「いえ、氷室さん会わせたい人、てもしかして…」


氷室「いや、こいつじゃないよ。すまないな美琴くん。気を悪くしないでくれ」


美琴「は、はい」


氷室「…美琴くん。ご存知の通りこんな物騒な世の中だ。
  よかったら最寄の駅まで送ってあげるが…」


加賀「おいおい物騒ってのは俺の事かぁ?冗談きついぜ」


美琴「あ、いえ、大丈夫です。Aと二人で帰ります」


  《タッ、タッ、タッ》


A「…良かったの?」


美琴「うん、あんまり迷惑を掛けちゃダメだから」


A「そう」


氷室「Aくん!」


A「ん?」


氷室「君に聞きたいことが沢山あるんだ。
少し残ってくれないか?」


A「美琴はどうする?」


美琴「さきに帰るよ」


A「道に迷わないでね。周りをちゃんと見て
帰るのよ」


美琴「わかったわ(過保護よねAは…)」


A「…早めに終わらしてくださいね」


氷室「あぁ」

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白狼ラト(プロフ) - 氷狐さん» コメントありがとうございます!お褒めの言葉ッかなりの支えです! (2018年4月1日 0時) (レス) id: cd54c7533b (このIDを非表示/違反報告)
氷狐 - ラリックマで笑いました!面白いです! (2018年3月31日 23時) (レス) id: 87e14db833 (このIDを非表示/違反報告)
白狼ラト(プロフ) - 森竜さん指摘ありがとうございます!!また直しときます! (2017年8月5日 18時) (レス) id: 5aaf6b1733 (このIDを非表示/違反報告)
森竜 - ひとりかくれんぼの9がひといかくらんぼになっていましたよ! (2017年8月5日 14時) (レス) id: f95f0f9f0f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白狼ラト
作成日時:2017年6月12日 18時

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