8話 ページ9
「あー....」
授業をサボってしまった
いや、正確には朝に殴られていて、授業に出られないなと思ってですね
保健室にいるということですよ。
佐賀美先生は奇跡的にいなかった
いや、あの先生っていつも何やってんだろ...
「あー...やっぱ痛いな」
勝手に湿布を貰って腰に張ったりしている
正直湿布が何枚あっても足りないよね、これじゃあ。
「もう少しで昼か...」
どうしよう、午後は授業にでないと
成績がずば抜けていいわけでもないからなぁ
ーーーーー ーー ー
？「失礼します」
「....んぁ？」
時間の確認をする
見事に午後の授業が始まっていた
僕、寝ていたのか
司「あ、プロデューサーさん」
「司くん。あ、佐賀美先生いないけどどうかしたの？」
司「そうですか、それなら大丈夫です」
「え、あ、そうなの？」
・
・
・
あ「失礼しま〜す！」
桃「離せよ〜！あんず〜！」
司「あれ、桃李くんとお姉さま？どうかなさいましたか？」
あ「司くん！えーっとね...どうしようサボりで保健室に行こうとしたら怪我をしている桃李くんを見かけてついでに連れていこうだなんて口に出して言えない...」
司「そういうことだったんですね」
桃「僕一人でも行けたんだけどね、あんずがうるさいからさ〜」
あ「そういえば、司くんはどうしたの？司くんも怪我？」
司「少し足をひねってしまって....。」
あ「それじゃ！二人同時に私が直してあげよう！！」
桃「いいぞ〜！あんず〜！」
司「ふふっ、ありがとうございます」
ーーーーー ーー ー
とっさに布団の中で寝たふりをして会話を聞いていた
その後、あんずさんが桃李くんと司くんの手当をした
手当くらいなら僕にもできるのにと思いながら必死に寝たふりをした
あ「はい！これでよし！！」
桃「さっすが！あんず〜頼りになるね！」
司「お姉さま、ありがとうございます」
あ「それじゃ、授業に戻ってね〜！」
司「お姉さまもですよ。」
あ「わっ！引っ張らないで！！わかった！授業受けるから！」
また静かになった保健室
なんだろう、これで確信した気がする
あんずさんは皆から愛されているんだ
僕は皆から愛されていないんだ
僕なんかやったかな
それとも気持ち悪いから...
いや、僕はあんずさんと比べて活動をしていないからか...？
そうだ。きっとそうに違いないんだ
大丈夫、一人くらいは認めてくれる。
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∞弓鶴∞(プロフ) - 林檎さん» コメントありがとうございます！こちらこそありがたいです...自分もたまに胸が痛みます( ;∀;) (2017年4月1日 22時) (
レス) id: 1d5759fe05 (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - 見てると少し苦しくなってきて気づいたら涙が出てました。素晴らしい作品だと思います。続編楽しみにしてますね！ (2017年4月1日 19時) (レス) id: 05b6114aca (このIDを非表示/違反報告)
∞弓鶴∞(プロフ) - みかさん» 二回もコメントありがとうございます( ;∀;) (2017年3月25日 13時) (レス) id: 1d5759fe05 (このIDを非表示/違反報告)
みか - 本当に何度も見に来てしまいます。更新頑張ってください^_^ (2017年3月24日 23時) (レス) id: 4db4bb3e06 (このIDを非表示/違反報告)
∞弓鶴∞(プロフ) - 神崎ユエさん» コメントありがとうございます。今の段階では何とも言えません... (2017年3月24日 20時) (レス) id: 1d5759fe05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞弓鶴∞ x他1人 | 作成日時：2017年3月21日 13時
