検索窓
今日:6 hit、昨日:6 hit、合計:71,776 hit

ページ3

*



轢かれた本人は、上も下も、右も左もわからない、真っ黒なところにいた。

ここは、何処だろう?

彼女はそう思った。

自分は、そこに倒れていた。

驚いて、上半身だけ起き上がるが、不思議な感覚が消えなかった。

私は今、地に座っているのか?私は今、暗いくらい穴に落ちているのではないか?

困惑した。何を、すればよい?

「さァ、起きたかい?」

一瞬で暗かったこの場所は真っ白になった。

「ま、眩しい」

私は目が眩んだ。

「あ、御免なさい。悪気は無いと思うわ」

無い、と断言は出来ないのか。

「さて、私は忙しいの、時間がないわ。」

「ん、私は_____」

「忙しいから、その疑問は後でね!」

どうして。と云う前に、私の座っていたところに大きな穴が出来た。

「行ってらっしゃい」

「うァ!わああぁぁああぁあぁぁぁぁああぁ」
 
 


 





 
「やっぱり、あんな少女には無理だったわ。彼女なら、いけそうね」

 
 

 

 
*

-→←母は困惑する



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
173人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

もぐ@低浮上(プロフ) - 雷くんさん» 姫君と呼ばれたい願望から出ました (2021年4月5日 10時) (レス) id: ac49fababa (このIDを非表示/違反報告)
雷くん - 芥川の姫君でやられましたby男 (2021年4月4日 21時) (レス) id: d66c9fae33 (このIDを非表示/違反報告)
もぐ@低浮上(プロフ) - YUKIさん» 有難う御座います (2021年4月4日 19時) (レス) id: ac49fababa (このIDを非表示/違反報告)
YUKI - とても好きな物語でした。続き頑張って下さい。 (2021年4月4日 15時) (レス) id: e305977ea6 (このIDを非表示/違反報告)
_R_@低浮上(プロフ) - 瑠璃さん» またまたコメント有難う御座います! (2021年3月21日 14時) (レス) id: ac49fababa (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もぐ | 作成日時:2021年3月11日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。