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それは一瞬の出来事だった。

「ラムの側近が聞いて呆れるわね。」





ラムに命令された男の始末。

それが今回の任務だった。

任務は無事遂行した、"はず"だった。

男「ゔ…ッ舐めやがってッ!!」

死んだと思っていたターゲットがまだ生きていて、そいつが俺に襲いかかってきた。

『ッ』

力だけが取り柄の男だった。

その男に馬乗りされ、もがいても適わなかった。

どうするか、と冷静に考えていた時、馬乗りになっていた男が呻き声すらあげずに、何かに弾かれたように横に倒れたのだ。

そして聞こえたのが、冒頭の声だ。

声の主は女だった。

左側頭部を回し蹴りしたのか、未だに脚を上げていた。

やっと足を下ろした女は男に銃口を向けた。

男はよろめきながらも後退る。

「ちょっと、動かないでよ。狙いが定まらないじゃない。」

口元を歪ませた女はヒールの音を響かせながら男に迫る。

男の背中が壁についた時、女は言った。

「はい、あーん。」

男「ッやめっ、んぐっ」

「あーん、って言ってるでしょ。日本語も分からなくなっちゃった?」

男が助けを乞う声を上げたと同時に銃口を口の中に突っ込む女。

「さようなら。恨むなら私じゃなくて、自分の不運を恨むことね。」

女は躊躇うことなく引き金を引いた。

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星海月(プロフ) - ガベーラさん» 私も沼りました!頑張ります! (2023年4月24日 19時) (レス) id: 479756ea9f (このIDを非表示/違反報告)
星海月(プロフ) - アイスクリームさん» ありがとうございます!頑張りますね! (2023年4月24日 19時) (レス) id: 479756ea9f (このIDを非表示/違反報告)
ガベーラ(プロフ) - ピンガ本当かっこよかったです!!ピンガのお話読めるの楽しみです! (2023年4月21日 18時) (レス) @page1 id: 83b0960623 (このIDを非表示/違反報告)
アイスクリーム(プロフ) - 嬉しいです。 映画を見てピンガが好きになったのにあまり小説がないので、凄く楽しみです。 更新楽しみにまってます☺️ (2023年4月21日 17時) (レス) id: b3edc84775 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星海月  | 作成日時:2023年4月20日 15時

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