絶対赤司(王政)？とことん逆らってやる！「黒子のバスケ 」

大切なもの ページ10

(赤司)「ほら、さっさと書け」



「…ウィッス」






私は反省文を書かされている







もう一度言う



書かされている



意図的に書いているんじゃない





書かされている

私は無実だぁぁぁ！！！





廊下は走っちゃったけど←

ていうか、廊下を走っただけで
反省文って厳しいな！








そういえば赤毛くんが言っていた
私の「大切な忘れ物」は






「反省文」らしい







……意味がわからん




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「はぁ…はぁ…！

どうしよう…！ ない！ないよ…！」



(百合)「A！

まさかなくしちゃったの！？」


「ちゃ、ちゃんとここにおいたはず…！」


私はもう涙目だった



「ど、どうしよう…！
あれがないと………！！ 私…！ 私…！！」


(百合)「大丈夫……
一旦落ち着いて……！」


「うっ…！ どうしよう…」




私はもうパニック状態

「あれ」がないだけで
こんなにパニックになってしまう



そんなときだった




(赤司)「お嬢さん」


「！あなたは…！？」


(赤司)「僕は通りすがりの旅人さ





それより、お嬢さん

探し物はこれかい？」



「…あ！ そ、そうです！
これです！！





でもどうしてあなたが……？」


(赤司)「ここを通ったら
これが落ちていたんです

たまたま拾ったのですよ」



「そうなんですか……！

あなたには感謝しきれません！
本当にありがとうございます！」


(百合)「良かったね…！」


「うんっ…！

これは私の大切なもの………………









…









…









…









…









「反省文」……！」

〜〜〜〜〜終了〜〜〜〜〜〜






って何を考えてるんだ私は

何だこの妄想
きもっ



何が
「私の大切なもの………………







反省文……！」だよ

反省文書くのに何も思いつかずに
ボーっとしてたら何か変なこと考えてた







ていうか、今の赤毛くんヤバかった
「お嬢さん」ってwww

神対応すぎでしょw






私にとっての赤毛くんの理想像なのかなぁ

違和感しかないw








ちらっ









赤毛くんのほうを見ると
難しそうな本を読んでいた









優雅に読書しやがって！
足くんでるし！

骨盤いがめ！









あ、でも赤毛くんは
黙ってれば美形だなー







(赤司)「…………なんで僕を見てるんだ？」









「…いや、
黙ってれば美形だなーと思って」









(赤司)「…………………は？」

初めてだ→←エスパーだ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す