マリーゴールドの遺品 (ページ7)

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帽子屋の家ページ7

____________『不思議の国のアリス』確か、我が国の数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンがルイス・キャロルの筆名で書いた児童小説。

私が最も好きだった小説の1つだった、幼き頃に何度もその国に行ったりする妄想が好きだった。その反動か現実が嫌いになった要因でもあったが。
それはさておき、その物語の世界だとこの国を仮定するならば、真っ直ぐ行けば帽子屋があるはず……

レイチェル「物語の通りにここから真っ直ぐ進むと確か帽子屋があるはず……」

ア「じゃああるこーよ。あ！見てみて向こう側になんか道あるよ？」

レイチェル「……ほんとだ、行ってみようか」

と言って私達は小さな森から出てみることにした。しばらくすると小さな家がぽつんと立っていた。

レイチェル「……ホントにあった。」

ア「すごいよマリー。ここほんとに不思議の国のアリスかも！！！」

レイチェル「……とりあえず時計の持ち主を探さないと」

ア「あ！そうだった。でも帽子屋さんが分かるかなぁ？」

レイチェル「とりあえず聞いてみないと分からないじゃない？」

ア「分かった。聞いてみるよ」

といいその家のこじんまりとしたドアをノックした。

？「なに……。」
中から身長の高い男性が目付き悪そうにこちらを見ている。それにお構い無しかアリアナが話した。