今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:5,522 hit
小｜中｜大
真夜中のタクシー_F ページ6
「今日すごく楽しかった。
ありがとう。」
ひょんなことから
二人で食事に行くことになった
藤ヶ谷君と話していると
ついつい自分の話ばっかりになっちゃう
藤ヶ谷君ってどんな話でも
真剣に聞いて、笑ってくれて
凄く聞き上手なんだもん
今日だって私が話してたばっかなのに
自分が振り回したって感じで
お礼を伝えてくれて
紳士以外の何者でもない
「こちらこそ
いっぱいお話し聞いてくれて
ありがとうございました。
いっぱい聞いてもらえて
スッキリしたし楽しかったです。」
律儀な人だから
なんだか敬語になってしまう
「ふふ。
俺まいこの礼儀正しいところ
ほんと好きだわ。」
手の甲で口を覆いながら
恥ずかしそうに笑う藤ヶ谷君
藤ヶ谷君と話していたら
誰でもこうなるんじゃないかなぁと考える
「ね。
またご飯誘ってもいいかな？
まいこさえ良ければ
まいことまた一緒にご飯食べたいな。」
遠慮がちに私の反応を伺う
藤ヶ谷君と目が合う
「…ダメかな？」
って
そんな風に聞かれたら
絶対誰でも断れないよ
ぶるぶるぶるっと
頭を左右に振って答える
「はぁー。
よかった！
マジ緊張した！！」
って片手を胸に当てながら
どっと安心したような笑顔が溢れる藤ヶ谷君
可愛い一面もあるんだなぁと知ったら
不思議と私も笑顔になっていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
設定タグ：Kis-My-Ft2 , キスマイ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きき | 作成日時：2019年2月1日 23時
