関西弁男子は電気タイプ［ポケモン剣盾］

お、おう ページ8

と て も う る さ い

耳を塞ぐ。が、お構いなしに歓声がまだ聞こえる。

『うるさいなぁ…』

と、ボソッという。そしたら、ローズ委員長の声が聞こえた。

「ライトくん！！」

一瞬で会場が静かになる。…ホワッッッッ

『な、なんや』

あ、耳？塞いだままだよ。え？何故って？知らないな☆

「よく来てくれました。いやぁ、来ないのかと思いましたよ」

『そんなまっさかぁ！行くに決まってるやろ！あつかけられたんやから、な？』

「圧かけた覚えはないんですが…いつまで耳を塞いでるんですか？」

…いつまで耳を塞いでるんですか？だって？？そりゃもちろん…

『今』

そう言いながら耳を塞ぐのをやめる。なーんか嫌な予感。

ローズ委員長が何かを言おうとすると、誰かが口を挟んだ。

「おい！」

その声のした方を振り返る。

『どしたん？チャンピオンが，ようあるん？僕に』

ガッチリとダンデさんと目が合っていた。…なんか、バトルしよう的なことを言われそう。

嫌だぞ，僕は断る。絶対にな！！

「俺と，バトルをしないか？」

はい！！キタァァァァァ！！！俺とバトルしないか発言ッ！！サトシですか！？え！！？

『無理』

うん、無理に決まってるわ。チャンピオン相手にそこらへんの

元女子高生、現電気タイプのジムリーダーが勝てるわけないだろ…？

リザードンに電気技、効くけどさ…？ね？？相手はチャンピオンよ？？？

しかもポケモンの手持ち数あってないし？？

「どうしてだ？バトルしようz『だから嫌やて』…」

そして、僕はダンデさんにこう言った。

『他のジムリーダーとすればええんやない？』

腰に手を当てて，左足に体重をかけた。

ＨＡＨＡ→←素晴らしい登場だ←

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す