検索窓
今日:6 hit、昨日:4 hit、合計:85,964 hit

40 ページ40





良く分からないという顔をする釘崎に、伏黒が説明を加える。


「噂に過ぎないけど、永広さんは正式な任務の他に、窓の人と連絡を取りあって任務の形になる前の呪霊も祓除しに行ってるって話だ」

「それ、今本人が認めたけど。マジな話って訳ね」


道理で疲れている訳だと、釘崎は納得する。


「永広さんは、あぁ見えて五条先生より呪霊祓除数は多い。と言うか、多分呪術師の中ではトップクラスだと思う」

「は?1級なのに?」

「特級の人達は行くとしても誰にも手が付けられない任務だろ。けど、永広さんは階級問わずに近くの案件片っ端から回るって有名なんだよ」

「何よそれ、変人?」

「そうそう。Aは変人なんだよ」


いつの間にか五条が会話に入って言う。


「単純に、人の役に立つ事がめちゃくちゃに好きな性癖なの。ついたあだ名は永広のヒロから来て、“ヒーロー”、笑っちゃうでしょ」

「街中で呼ばれたくないわね。ヒーローって」


だが、呪霊と言う化け物に襲われている中、最速で永広が毎回助けに行ってたら、呼びたくなる気持ちも分からなくはない。


「…待って、じゃあこの人が担当してた任務多かったんじゃない?」

「普通の術師の何倍かはな」

「任務断ち切っていいの?」

「多分ダメだ」


呆れた目で担任を見る2人。どのくらいの損害になっているのか、目も当てられない事だけは確かだ。

41→←39【現在ver.】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (101 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
339人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 夢小説
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2021年3月9日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。