【歌い手】車椅子歌い手3【男主】

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まふまふside




さかたんにパソコンを預けて、走る



本当は走ったらダメだけど、Aのためだから許してほしい



さっき見た病院内の地図を思い出しながら、受付へと向かった



ま「あの、」



受付の人に声をかける。しかし、受付の人は違う人と話していて気づかない



いつもならここで諦めてしまうけど…



ま「あの！！」


「！？あ、すみません。どうされました？」



僕が大きな声を出すと肩をビクッとさせ、僕に気づいてくれた



ま「今日、入院した水野Aさんの担当医師はおられますか？」



「少々お待ちください」



受付のひとが確認している間に、そらるさんへと連絡を入れた



"─病院に僕のギターを持ってきてください。理由はあとで説明するので"と



曲作りにする時に、少しでも手伝いになればいいと思って


僕にはこれくらいしかできないから



「あの…」


ま「あ、はい」



「おられるので今からこられます。ここで少し待っていてください」


ま「はい、ありがとうこざいます」



近くの椅子に座り、スマホを確認する



そらるさんから返信が


"分かった、すぐ行く"と返信が来ていた



そらるさんからの返信を見るとすごく安心した



そらるさんも何か察したんだろうか



そうゆう時にそらるさんは深く聞いてこない。本当は知りたいのに、相手のことを優先する優しい人だ




「お待たせしました。なんでしょうか」

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