【wrwrd】浮気されたので仕返ししようと思います

happy end ページ37

syp「来てくれてありがとう・・・A」




誰もいない空き教室。そこでショッピは待っていた。
そういえばショッピと2人きりになるのは久しぶりだな。最近は話すことすらなかったからな



『うん、それでどうしたの？』

syp「あのさ、Aって俺の彼女だよな？」

『え、何で確認してくるの？』

syp「最近大先生と距離が近いし、俺のこと嫌いになったんじゃないかって・・」




え？嫌いになったのはそっちでしょ？私の事もういらないんでしょ？



『嫌いになんかなってないよ。嫌いになんてならないよ』

syp「え・・・？」



ショッピは呆然とした顔をしている。今の私すっごい顔してるだろうな。失望されるかな？



『それに！！ショッピは私の事もう嫌いになったんでしょ？！花ちゃんの事が好きなんでしょ！？』




あぁもうだめだ。涙が止まらない。ここまで大先生に協力してもらったのに、結構嫌いになんてなれなかったし、復讐もできなかった。



syp「違う！！俺が好きなのはAだけだ！花は関係ないよ！」

『だってあんなに近かったじゃん！！それに、生徒会室で2人でいたの見たんだよ！大先生も言ってたし！！』


syp「だから、誤解だ！確かに花と一緒にいたけど、告白されてただけだって！」



告白・・・その時にはそこまで行ってたなんて


『ほら、やっぱりそうじゃん』



syp「最後まで聞けよ。ちゃんと断ったよ。大先生と付き合ってるのに他の男に告白するなんてありえないし、俺にはAがいるから」


『え・・？』


syp「しばらく一緒にいたのは諦めてもらうためだからやましい事はしてない。信じて欲しい。」



まさか、全て私の勘違いだった？？



『シ、ショッピは私の事好きなの？』


syp「おん、Aだけが好き。」

『ご、ごめん。私勘違いして、最低な事した。』

誤っても許されない。許されないことを私はしたのだ

syp「いいよ、誤解にさせた俺も悪いし。最初から隠さず話せばよかったんだ。」
　

ショッピがハンカチで私の涙を拭いてくれる
あ、これ昔私があげたやつ・・・


syp「俺たちはお互いに遠回りし過ぎたんだ。もう一度最初からやり直そう？」


『うん！！』

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