22日目 ページ24
今日は昔のお話。
私が生放送をしている時、レトの声が入り視聴者と私が混乱することがあった。話題にもちょっとだけなった。
「あはは！笑いすぎてお腹痛いよ！」
呑気にゲームをしながらコメントを拾って和気あいあいと生放送をしていた。
「あんまりこういうゲーム得意じゃないんだけどね。たまにはいいねー。」
ガチャ
「ん？」
『え、誰？』『彼氏か！？wwwwww』『親フラも有り得る』
「いや、彼氏いないし一人暮らしだから親もいないんだけど…。」
「ゆい……。」
そこには、さっき寝かしつけたレトが半泣きになっていた。
『え、誰！？』『子どもっぽい！』『え、息子？』
もちろんコメントもすごい反応していた。
「え、あー…とりあえず答えるのは後でもいい？まずあやすわ。」
「ゆいぃ…。」
「よしよし、レトどうしたー？怖い夢みた？」
「お、おきたら、ゆいいなかった、から、こわくて、オバケいそうで、だから…。」
「そっか。ごめんなレト、寂しかったな。ほらぎゅってしておやすみのおまじないかけような。」
「うん、うん。」
レトを膝に向かい合わせにして乗せて、ぎゅっとしておやすみのおまじないのちゅーをする。
「これで大丈夫。オバケもいないし私もいなくならないからね。」
「うん。ゆい、いっしょにいてもええ？」
「うん、いいよ。ほら、レト挨拶して？」
「えっと、こんちゃーす…レトルトと、もうしまーす…。」
「偉いね。てことで私の可愛い息子のレトルトくんでーす！自分であだ名と挨拶を考えた天才です！」
「てんさいでーす。」
『え、息子？』『結婚してたんだ！』『可愛い天才くんだね』
「結婚してないし妊娠したことない！レトはね、空から降ってきた天使なんだよ…わかったか！」
『えwww』『なるほど理解』『レトくんは天使なんだねー』
「ほんまはな、ひろってくれてんで。」
「ネタばらしされた！てか誰に教えてもらったんだそれー！そう本当はレトは養子に当たる感じかな。」
「よーし！」
『そんなことが…』『ユイさんすげぇ』『感動の生放送』
「はは、ありがとう。では気を取り直して続きやるぞー！」
「おー。」
これがレトが初登場したお話。
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真莉(プロフ) - ただのさん！ありがとうございます！！頑張って更新させていただきます！ (2018年6月22日 9時) (
レス) id: a56d9eb7d2 (このIDを非表示/違反報告)
ただの(プロフ) - 可愛いです！！いつも恋愛だったんですけど、こういうほのぼの系は新感覚でキュンとしました！これからも更新頑張ってください！ (2018年6月22日 1時) (レス) id: 30d813da54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真莉 | 作成日時：2018年5月20日 22時
