11日目 ページ13
「レトー！！！！」
走りながら愛しのレトの名前を叫ぶ。
え、さっきの忘れたのって？ナンノコトカナー？
「ゆい！」
目が赤く、少し腫れているレトが私に気づき、走って向かって来てくれた。可愛いが過ぎる。
おいでーと手を広げてレトを待つ。
ぎゅっとレトを抱きしめ、頭を撫でる。
沢山泣いちゃったのかな。そんなに寂しかったのか、悪いことしちゃったなぁ。
「お待たせ。」
「ほんまに、おそすぎる！！！めっちゃまったんやから！！！」
「ごめんよレトー許してちゅっちゅ！」
「え、キモ。」
「おい。」
さっきまでの態度はなんだったんだよ！！！
「Aちゃんお疲れ様です！レトくんいっぱい泣いてたので、目を冷やしてあげてください。」
「ポッキー先生、ありがとうございます！あと、すみませんが一時保育の方、回数減らします！」
「あれ、そうなんですか？寂しくなりますね…。」
シュンとするポッキー先生。いい大人だが可愛く見えてしまうのはきっと疲れているせいなんだよ。うんうん。
「すみません、ちょっと色々ありまして…遊びに行かせてはもらいますので！」
「それならしょうがないですね…レトくん、またね！」
ハイタッチのポーズをしてレトとハイタッチをする。なにそのまたねの挨拶、可愛い……。
「よし、じゃあレト！ご飯食べに行こうか！」
「かに！！！！？」
「ごめんカニはないと思うわ。けど他の好きなのいっぱい食べていいからね！」
「しゃーないなぁ！あと、あと、おれいい子でまってたからごほーびちょーだいな！！」
「それは明日にするわ！」
「じゃあ行きますか！」
「フジ、いっぱい人がいるけど大丈夫？」
「ヒラがいるから、だいじょぶ！」
「キヨは走り回ったりしないって俺と約束したもんな！」
「おう！ぎゅータンいっぱいたべていいもんな！」
「牛タンあるかなぁ…レトも私から離れちゃダメだからね？あとお行儀良くね！」
「しゃーなしやで！」
「めっちゃ上から目線やん…。」
こうして親子(？)三組は打ち上げ場所の居酒屋へと向かうのだった。
こーすけさんとヒラさんの保育園移動もなんとかするらしい。
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真莉(プロフ) - ただのさん！ありがとうございます！！頑張って更新させていただきます！ (2018年6月22日 9時) (
レス) id: a56d9eb7d2 (このIDを非表示/違反報告)
ただの(プロフ) - 可愛いです！！いつも恋愛だったんですけど、こういうほのぼの系は新感覚でキュンとしました！これからも更新頑張ってください！ (2018年6月22日 1時) (レス) id: 30d813da54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真莉 | 作成日時：2018年5月20日 22時
