【実.況.者】私と君との成長日記

10日目 said ksk ページ12

「…あー、次の人いきましょうか！」


パンと手を叩き切り替えてくれる司会者。神か。


「え、あ、そうですね！」

「今のコメは冗談ということで！」


と俺とヒラがフォローをいれる。


それでもAちゃんは黙ったままで。


ニコニコのコメントでは気になるのか『えー！』とか『kwsk』とかが多かったけれど見なかったことにした。






「あー…その前にいいですか？」




Aちゃんが口を開き、何かを言おうとする。

だいたい予想はつく。さっきのことだろう。




「みんなごめんね？あのさ、さっきコメントしたの誰か知らないけれど、冗談でもああいうのはダメなんだと思う。その発言達で私とレトを危険に晒したんだからね。もしそれで調べてそこ行ってそこにレトがいたらどうするの？写真撮られてSNS載せられたらどうするの？最悪誘拐されたらどうするの？それぐらいのことをしたんだよ？もっと危機感持ってほしいし、私たちのこと知ってるし動画見てるなら私たちのことを見守っててほしい。プライベートのことは全然公表してないのでそこら辺、本当にお願いします！」




ぜえぜえと少し息を切らしながらプチお説教をしたAちゃんは次いこー！と叫んだ。切り替え早すぎる。


コメントでも『確かに』『冗談でもやめよう！』などと流れていく。優しい。

来てくれたみんなからも拍手が。みんな優しいな。




「そうだな！みんな！これからは気をつけてくれよな！！」


「そうだそうだー！俺たちも巻き込むなー！」


「本当すみません！！」




まぁプチ事件が発生してしまったんだけど、なんとかイベントは終わった。



あの後三人で話した結果、保育園を変える形になった。


Aちゃんのとこは保育園はやめるんだとか。今も一時保育だったのだが、回数を減らすらしい。すげーな。






さぁ、これからは打ち上げだ！！！！酒！！！！





「あ、レトとか連れて行きましょう！」

「お、そうだな！」

「まずお迎えだー！」





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100hitありがとうございます！！！

これからもよろしくお願いします！！


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