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4・眠らせ姫 ページ6

その後私は城から少し離れた屋敷に来ていた。


ガ「今度は少し小さいな…」


そんな事を言いながらドアをノックした。

ガチャ


?「あら、こんにちは〜新しい方ね!」

ガ「!あ、ああ。ガレリアン=マーロンだ。よろしく頼む」

マ「マルガリータ=ブランケンハイムでーす。どうぞ〜中へ。」


驚いた。

マルガリータの事は知っていたがまさかこれほどミッシェルに似ていたなんて…


マ「どうぞ〜ここです」


その部屋はベッド、テーブル、イスしかない所だった。


ガ「随分シンプルな部屋だな…」

マ「ええ、でも落ち着くでしょ〜」


そう言われるとそうだ。


マ「あ、私お茶持ってきますね〜」


そう言ってマルガリータは部屋から出ていった。

私は部屋に置いてあった写真立てを見た。

マルガリータが結婚した時の写真だった。


ガ「(一緒に写っている相手は…)」


ガチャ

その時マルガリータが戻ってきた。


マ「あ、それ私が結婚した時の写真です。一緒に写っているのは夫のカスパル=ブランケンハイムですよ。」


ああ そうだ。ブランケンハイム侯、確か女遊びが激しかったような気がしたな…


マ「そういえばガレリアンさんってカスパルに少し似てる気がしますわ!」

ガ「そうだな…」

マ「どうぞ〜冷めないうちに」

ガ「ああ、頂こう」


そう言って出された物は紅茶だった。

ゴクッ


ガ「これは…」

マ「はい。これはマーロン産の紅茶ですよ〜」


だからか…

実に懐かしい感じがした訳だ。



マ「ガレリアンさんはもう色々と周りましたか?」

ガ「もうほとんど回ったよ。まだ一つ残っているかな…」

マ「そうですか」

ガ「それではもう行くよ。あまりお邪魔しても良くないし、文字数も足りないし←」

マ「お構いなく」

ガ「それでは失礼する」



一気に紅茶を飲み干しマルガリータの屋敷を出ていった。

5・仕立屋の女主人→←3・齢十四の王女様



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#ブラック☆ - ガレリアン格好いい!小説面白いです (2016年6月6日 1時) (レス) id: 0a6fb3ec7a (このIDを非表示/違反報告)
マロン☆ - 面白いね!笑 (2015年10月10日 16時) (レス) id: 110a5181dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:裕美 | 作成日時:2015年9月21日 23時

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