「クラス会はサボっちゃえ」 ページ6
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『ね、誘う？』
『どうする…？』
ヒソヒソと話している声が、しっかり私の耳に届いている。
地獄耳舐めんな。
け、と思って呆れるように視線を向けた。
『…やめとく？』
『いや、誘おうよ。面白そうじゃん、私服かわいかったり』
…好奇心旺盛なのはいいけど、私服も地味子にするため買い揃えちゃったから残念。
と、哀れみの目を向ける。
そのとき。
相川「ねー、クラス会向井さんも行かない？」
多分相川さんだった人から話しかけられた。
めっちゃ可愛い笑顔を振りまいて、愛想よくしてくれている。
申し訳ないけど、その笑顔に答えるつもりはない。
「ううん、ごめんね行かない」
そう返事をすると、『そっかぁ』と眉を下げながら言った。
相川「…じゃあ今仲良くなっちゃお！Aって呼んでいい？」
いきなりのその話に少し驚く。
相川さんみたいなタイプと仲良くなれるとは思ってなかった。
嬉しくて、笑顔になる。
「うんっ、わたしも舞ちゃんって呼ぶね！」
相川「……え？」
一瞬、相川さんがめっちゃ驚いた表情を見せる。
「ど、どうしたの？」
もしかして、舞ちゃんって言うのが気に食わなかったのかな？
そう思って尋ねると、舞ちゃんは表情を戻して笑顔を見せた。
相川「……ううん！よろしくね、A！」
「？うん」
結局、その驚いた表情の理由は分からなかった。
そのあと連絡先を交換して、下校時刻に。
鞄の用意をノロノロしていると
目黒「A」
「え！？」
急に後ろから私の名前を呼ぶ声が聞こえた。
「あ……恵比寿くん…」
目黒「いや目黒だわ！」
意外な人物。えび…目黒くんだった。
ていうか、急に呼び捨てとか。びっくりするしやめてほしい……
「何か用ですか？」
そうたずねると、目黒くんは鞄を肩に下げる。
目黒「別に用はないけど。よろしくってだけ」
じゃあね、と手をひらひら振ると教室から出て行った。
ため息をつくと、横から肩を叩かれる。
横を見るとほっぺをぷにゅっとされた。よくあるやつだ。
松田「松田元太。げんげんでいいよ。あとため息は幸せにげるから」
「は、は？」
急に自己紹介をされて、それだけ言うと去って行く。
え、なに。
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末 - めっっっっっっっ(永遠に続く)ちゃおもろいです！！次の更新楽しみにしてます！ (2020年11月12日 14時) (
レス) id: 8851b2aad5 (このIDを非表示/違反報告)
みりぽん - 更新しないんですか？(泣)お願いします！とっても面白いです！更新してください！！！ (2020年6月23日 21時) (レス) id: 5ba7fc14d4 (このIDを非表示/違反報告)
ﾅﾐｦの家のあろさうるす - 更新おねがいしまぁぁぁす！楽しみにしてます！ (2020年3月19日 18時) (レス) id: 2e27670cb5 (このIDを非表示/違反報告)
つくも(プロフ) - うぼぉぉぉぉぉは草 (2020年1月6日 13時) (レス) id: 719958ae53 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむりんこむ - 澪さん» この子になりたいよね(あれ私作者) (2019年11月5日 18時) (レス) id: 77570be88d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむりんこむ | 作成日時：2019年9月19日 20時
