。 ページ9
大男は、ぼうぼうの長い髪と、もじゃもじゃの荒々しい髭に隠れて顔はほとんど見えない。
大男は部屋に入ってきて、倒した扉をいとも簡単に戻した。
大男は振り返ってみなを見渡した。
ﾊｸﾞ「茶でも入れてくれんかね？いやはや、ここまで来るのは骨だったぞ､､､」
ﾊｸﾞ「少し開けてくれや、太っちょ」
男は大股でソファに近づき、恐怖で凍りついているダドリーに言った。
ダドリーは金切り声を上げて逃げ出し、母親の陰に隠れた。
ペチュニアおばさんは震えながらバーノンおじさんの陰にうずくまっていた。
ﾊｸﾞ「オーｯ！ハリーだ！」
大男が言った。
ﾊｸﾞ「最後にお前とAを見たきゃ、まだほんの赤ん坊だったなぁ。Aはどうした。」
ハリーは「ここだよ」と言うように、後ろに隠したAを見せた。
ﾊｸﾞ「オーｯ！A！元気にしてたか！しかし、お前さんらは父さんと母さんにそっくりだな！」
と、大男は続けた。
バーノンおじさんは奇妙なかすれ声を出した。
おじ「今すぐお引き取り願いたい！家宅侵入罪ですぞ！」
ﾊｸﾞ「黙れダーズリー。腐った大すももめ。」
Aは大男の言葉に吹き出しそうになった。
そして大男はおじさんが持っていた銃の先端をやすやすと曲げ、ひと結びにし、部屋の隅に放り投げた。
そして大男はハリーとAの方を見た。
ﾊｸﾞ「なにはともあれ、、、ハリー、A。」
大男はダーズリーに背を向けて話し始めた。
ﾊｸﾞ「誕生日おめでとう。お前さんらにちょいとあげたいモンがある､､､どっかで俺が尻に敷いちまったかもしれんが、まぁ味は変わらんだろ。」
大男が差し出した箱には、大きなトロリとしたチョコレート・ケーキで、上には「ハリー A 誕生日おめでとう」と書いてある。
ハリーとAを大男を見上げた。
「ありがとう。」というつもりだったのに、代わりに「あなたは誰？」といってしまった。
ﾊｸﾞ「そうだ、まだ自己紹介をしとらんかった。おれはルビウス・ハグリッド。ホグワーツの鍵と領地を守る番人だ。」
ホグワーツ？
ハリーとAは聞いた事の無い単語に疑問符を浮かべた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 187人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
新わらび(プロフ) - あおさん» 小説版の中でダドリーと一緒にハリーをいじめているキャラクターです。💦この話は小説を元に書いているので映画とは少し違った設定になっているところがあると思います。分かりづらかったらすみません🙇♀️ (2月21日 13時) (
レス) id: 05ff282b2a (このIDを非表示/違反報告)
あお - すみません。気になったので質問させてください。ピアーズって誰ですか？出来れば紹介文とか書いてほしいです。 (2月21日 7時) (レス) id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
めっと - 面白くて読ませてもらってます✨🙏🏻更新ゆっくりでいいので頑張ってください!気長にお待ちしてます(*ˊ˘ˋ*) (10月24日 4時) (レス) @page44 id: 8b16b403b9 (このIDを非表示/違反報告)
新わらび(プロフ) - べあさん» ありがとうございます😭 (7月19日 18時) (レス) id: 05ff282b2a (このIDを非表示/違反報告)
べあ - テスト、、！！大変ですよね(´；ω；｀)もちろん読ませて頂きます🍀✨自分のペースで頑張ってください(b ˙ ³˙ )b (7月19日 15時) (レス) @page39 id: 8a50078b71 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：新わらび | 作成日時：2023年6月4日 20時
