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「ポッター、ハリー！」
そうマクゴナガル先生に呼ばれるとハリーは前に進み出た。
広間にいる全員が口を閉じ、沈黙が波のように広がった。
「ポッターって、そういった？」
「あのハリー･ポッターなの？」
そんな囁き声が聞こえた。
帽子「フーム」
低い帽子の声が、静かな広間に響いた。
帽子「難しい。非常に難しい。ふむ、勇気に満ちている。頭も悪くない。才能もある。おぉ、なんと、なるほど……自分の力を試したいという素晴らしい欲望もある。いや面白い………さて、どこに入れたものかな？」
今までの生徒とは違い、帽子は長い間悩んでいた。
その間、ハリーは何かをブツブツと唱えている。
帽子「スリザリンは嫌なのかね？」
帽子が低い声で言った。
帽子「確かかね？君は偉大になれる可能性があるのだよ。その全ては君の頭の中にある。スリザリンに入れば間違いなく偉大になる道が開ける。いやかね？よろしい、君がそう確信しているなら……むしろ、」
帽子がそう叫んだ。
その瞬間割れるような歓声が広間に響き渡った。
グリフィンドール寮のテーブルには帽子を上に投げている生徒もいた。
特に双子のウィーズリー兄弟は、「ポッターをとった！ポッターをとった！」と歓声を上げていた。
「ポッター、A！」
歓声にその名前が響くと、またしても広間が静かになった。
私の番だ。
ドキドキしながら、前に進んだ。
椅子に座り、頭の上に帽子が落ちた。
帽子「ほう、これまた難しい。先程の少年と同じように、勇気に満ち溢れている。誰に対しても優しくできる心も持っている。才能もあるし、頭も賢い。そして……それ以上に仲間思いでもある。」
『…………グリフィンドールがいい、です』
兄と同じグリフィンドールがいい。
単純にその思いを帽子に伝えた。
帽子「本当にいいのかね？先程の少年……君の兄のように、君にはスリザリンの素質がある。スリザリンに入れば間違いなく偉大になれる。」
『それでもいい。グリフィンドールがいいんです。』
帽子「そうか、君が望むなら…………」
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新わらび(プロフ) - あおさん» 小説版の中でダドリーと一緒にハリーをいじめているキャラクターです。💦この話は小説を元に書いているので映画とは少し違った設定になっているところがあると思います。分かりづらかったらすみません🙇♀️ (2月21日 13時) (
レス) id: 05ff282b2a (このIDを非表示/違反報告)
あお - すみません。気になったので質問させてください。ピアーズって誰ですか？出来れば紹介文とか書いてほしいです。 (2月21日 7時) (レス) id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
めっと - 面白くて読ませてもらってます✨🙏🏻更新ゆっくりでいいので頑張ってください!気長にお待ちしてます(*ˊ˘ˋ*) (10月24日 4時) (レス) @page44 id: 8b16b403b9 (このIDを非表示/違反報告)
新わらび(プロフ) - べあさん» ありがとうございます😭 (7月19日 18時) (レス) id: 05ff282b2a (このIDを非表示/違反報告)
べあ - テスト、、！！大変ですよね(´；ω；｀)もちろん読ませて頂きます🍀✨自分のペースで頑張ってください(b ˙ ³˙ )b (7月19日 15時) (レス) @page39 id: 8a50078b71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：新わらび | 作成日時：2023年6月4日 20時
