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オリバンダー老人が店の奥の方から戻ってきた。
手には何個か箱を持っている。
箱から杖を取り出すと、双子に渡した。
ｵﾘ「楓に不死鳥の羽。18cm。振りごたえがある。どうぞ。」
双子が振って見せたが、何も起こらなかった。
オリバンダー老人はまた新しい杖を取り出した。
ｵﾘ「ダメだ、いかん＿＿次は黒檀とユニコーンのたてがみ。22cm。バネのよう。試してみてください。」
ハリーとAは色んな杖を振って見せたが、何も起こらなかったり、灯りのガラスが割れたりするだけで、気づけば周りには試した杖の箱が山積みになっていた。
ｵﾘ「難しい客じゃの。え？心配なさるな。必ずピッタリ合うのをお探ししますでな。……さて、次はどうするかな……おぉ、そうじゃ……めったにない組み合わせじゃが、柊と不死鳥の羽、28cm。良質でしなやか。Aさんにはこれをどうぞ。これも珍しいのじゃが、サクラの木に不死鳥の羽。27cm。丈夫で使いやすい。」
ハリーとAはそれぞれ渡された杖を手に取って、振った。
すると、ハリーの杖は先から赤と金色の火花が花火のように流れ出した。
Aはハリーに続いて振ってみせた。
今度は花や色とりどりの植物が周りに咲き、良い香りがした。
ハグリットは「オーｯ！」と声を上げて手を叩き、オリバンダー老人は「ブラボー！」と叫んでいた。
ｵﾘ「素晴らしい。いや、良かった。さて、さて、さて、……不思議なこともあるものよ……全くもって不思議な……」
老人はブツブツと繰り返した。
ﾊ「あの……何がそんなに不思議なんですか？」
ハリーが聞いた。
ｵﾘ「ポッターさん。わしは自分の売った杖は全て覚えておる。全部じゃ。あなたとAさんの杖に入っている不死鳥の羽はな、同じ不死鳥が尾羽根をもう1枚だけ提供した。……たった1枚だけじゃが。あなた方がこの杖を持つ運命にあったとは、不思議なことじゃ。……なんと兄弟杖がその傷を負わせたというのに……」
ハリーとAは息を呑んだ。
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新わらび(プロフ) - あおさん» 小説版の中でダドリーと一緒にハリーをいじめているキャラクターです。💦この話は小説を元に書いているので映画とは少し違った設定になっているところがあると思います。分かりづらかったらすみません🙇♀️ (2月21日 13時) (
レス) id: 05ff282b2a (このIDを非表示/違反報告)
あお - すみません。気になったので質問させてください。ピアーズって誰ですか？出来れば紹介文とか書いてほしいです。 (2月21日 7時) (レス) id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
めっと - 面白くて読ませてもらってます✨🙏🏻更新ゆっくりでいいので頑張ってください!気長にお待ちしてます(*ˊ˘ˋ*) (10月24日 4時) (レス) @page44 id: 8b16b403b9 (このIDを非表示/違反報告)
新わらび(プロフ) - べあさん» ありがとうございます😭 (7月19日 18時) (レス) id: 05ff282b2a (このIDを非表示/違反報告)
べあ - テスト、、！！大変ですよね(´；ω；｀)もちろん読ませて頂きます🍀✨自分のペースで頑張ってください(b ˙ ³˙ )b (7月19日 15時) (レス) @page39 id: 8a50078b71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：新わらび | 作成日時：2023年6月4日 20時
