。 ページ3
突然、ヘビはビーズのような目を開け、ゆっくりとかま首を持ち上げ、ハリーと私の目線と同じ高さまで立ち上がった。
ヘビがウィンクした。
ハリーと私は目を見張った。
慌てて誰が見ていないかと、周りを見回した。
大丈夫だ。ハリーはヘビに視線を戻し、ウィンクを返したので、私も兄を真似て、ウィンクを返した。
ヘビはかま首をバーノンおじさんとダドリーに方に伸ばし、目を天井に向けた。
その様子は明らかにハリーと私にこう言っていた。
ヘビ「いつもこうさ」
ﾊ「分かるよ」
ヘビに聞こえるかどうかは分からなかったが、ガラス越しにハリーがそう呟いた。
『ほんとにイライラするよね。』
私もハリーに続いてヘビに呟いた。
するとヘビは激しく頷いた。
ﾊ「ところで、どこからきたの？」
ヘビはガラスケースの横にある掲示板をおでツンツンと突ついた。
覗いてみると
ブラジル産 ボア・コンストリクター 大ニシキヘビ
と書いてある。
『ブラジルかぁ。いい所なの？』
ヘビはもう一度掲示板ををで突ついた。
このヘビは動物園で生まれました
ﾊ「そうなの、、じゃ、ブラジルに行ったことは無いんだね？」
ヘビがうなづいた途端、後ろで耳をつんざくような大声がした。
ﾋﾟｱ「ダドリー！ダーズリーおじさん！早くヘビを見て！信じられないようなことやってるよ！」
ピアーズがそう言うと、ダドリーがドタドタと、それなりに全速力でやってきた。
ﾀﾞﾄﾞ「どけよ、おいっ。」
ダドリーがハリーの脇腹にパンチを見舞った。
『ハリー大丈夫？』
不意を食らって、コンクリートに転がった兄を心配していて、次の瞬間の出来事は、あっという間だったのでどんな風に起こったのか、誰にも分からなかった。
ダドリーとピアーズがガラスに寄りかかった瞬間、ガラスが魔法のように消えて、静かな館内に、2人の叫び声が響いた。
ガラスの中にいたヘビはズルズルと外に這い出し、出口に向かって逃げ出した。
ヘビがハリーとAのそばを通り過ぎた時、誓ってもいい、ハリーとAは確かに、低い、シューシューという声を聞いたのだ。
ヘビ「ブラジルへ、俺は行く＿＿シュシュシュ、ありがとよ。アミーゴ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 187人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
新わらび(プロフ) - あおさん» 小説版の中でダドリーと一緒にハリーをいじめているキャラクターです。💦この話は小説を元に書いているので映画とは少し違った設定になっているところがあると思います。分かりづらかったらすみません🙇♀️ (2月21日 13時) (
レス) id: 05ff282b2a (このIDを非表示/違反報告)
あお - すみません。気になったので質問させてください。ピアーズって誰ですか？出来れば紹介文とか書いてほしいです。 (2月21日 7時) (レス) id: e2c1a012e2 (このIDを非表示/違反報告)
めっと - 面白くて読ませてもらってます✨🙏🏻更新ゆっくりでいいので頑張ってください!気長にお待ちしてます(*ˊ˘ˋ*) (10月24日 4時) (レス) @page44 id: 8b16b403b9 (このIDを非表示/違反報告)
新わらび(プロフ) - べあさん» ありがとうございます😭 (7月19日 18時) (レス) id: 05ff282b2a (このIDを非表示/違反報告)
べあ - テスト、、！！大変ですよね(´；ω；｀)もちろん読ませて頂きます🍀✨自分のペースで頑張ってください(b ˙ ³˙ )b (7月19日 15時) (レス) @page39 id: 8a50078b71 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：新わらび | 作成日時：2023年6月4日 20時
