９.知らない ページ9
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きょとんとした彼女は
「え？私も食べていいの？」
なんて言ってるけど…。
「なんで？せっかく作ったのに食わねぇの？」
おれは当たり前に一緒に食うもんだと思ってた。
「だって…アイドルと一緒にご飯なんて。」
「なにそれ(笑)勝手に上がり込んどいて今更でしょ(笑)」
「あ〜…それはそうだけど。
知らない人と一緒にご飯食べても大丈夫？」
「知らない人…ねぇ。ま、知らないっちゃ知らないけど、知ってるっちゃ…知ってる？」
「え？なにそれ？」
やっぱりきょとんとしてる彼女の手からビールの空き缶をひょいと取って
「ま、せっかくだし食いながら話そ？」
そう言ってキッチンへ戻って空き缶をポイっとゴミ箱に放り込んで
鍋に入ってる旨そうな料理を皿についだら
「私、やるよ。」
トコトコっと付いて来た彼女が手際よく用意し始めた。
「そ？じゃ、向こうで待ってっから。」
「ん、すぐ行く。」
当たり前に交わされる会話だけどよく考えたらおれ
彼女の名前も仕事も年齢も何も知んねぇな。
やっぱ知らない人か(笑)？
でも、あのまま１人でご飯食うのはなんかイヤだったし
自分が当たり前にビールを２本取り出してた事がちょっと楽しかったから
このままご飯を一緒に食べて名前くらい聞こうって
名前だけじゃなく？隣の遊び人の事も聞いてみてぇなってふと思ったら
やっぱりんふふって１人で笑ってて
「何か楽しい事でもあったの？」
いつの間にかたくさんのご飯が並んでるテーブルの端に
ちょこんと座ってる彼女が 俺と同じようにふふっと笑ってた。
「楽しい事…っつうか、変な事(笑)？」
「知らない女が勝手に上がり込んだ挙句に一緒にご飯食べるんだもんね(笑)」
「知らない女…だよな〜(笑)」
「やっぱ知らないんじゃん(笑)」
「ん、知んない。だからとりあえず名前教えろよ。」
ビールのプルトップをプシュっと開けて
まだ名前すら知らない彼女に「ん。」って手渡した。
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えこる(プロフ) - むぅさん» こんなヌルいお話しにキュンキュンして貰えて嬉しい〜(*≧艸≦)会えない時間や連絡取れない時間がお互いの気持ちを加速してくれたらいいんだけど…２人共性能のいいブレーキ持ってそうだな〜…。次の章では少しは進めるように頑張りまーす♪ (2015年7月16日 8時) (
レス) id: 7d35faf5e5 (このIDを非表示/違反報告)
むぅ(プロフ) - 二人のやり取りと微妙な距離がｷｭﾝｷｭﾝです〜(*≧∀≦)少しずつ進んでるお互いの気持ちが読んでいてたまらないです( *´艸)智くんと仲良くメッセのやり取りが幸せ(*≧ω≦)続きものんびり楽しみにお待ちしてます♪ (2015年7月14日 17時) (レス) id: f02eeb1c0d (このIDを非表示/違反報告)
えこる(プロフ) - ｳｯﾁｰさん» やっぱり気になってる人からの連絡は嬉しいですよね。智本人が気にしてる自覚があるのかは謎だけど…笑 (2015年7月14日 8時) (レス) id: 7d35faf5e5 (このIDを非表示/違反報告)
えこる(プロフ) - 梨沙さん» うふふ、ラブライブ！楽しかった！みんながハマるのが分かる気がするわ〜。いつか可愛い智からかっこいい智になれるといいんだけど…。 (2015年7月14日 8時) (レス) id: 7d35faf5e5 (このIDを非表示/違反報告)
えこる(プロフ) - すみれさん» 可愛いをありがとうございます〜♪早くイチャイチャもしたいけど…ちょっと今完全にお話しが家出中…(｡-∀-｡)気長に待っててくれたら助かります〜…。ラブライブ！娘ちゃんも観る歳なのね。うちは息子がかなりのラブライバーで(笑)でも思わず涙ホロリで楽しかったー！ (2015年7月14日 8時) (レス) id: 7d35faf5e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えこる
作成日時：2015年6月14日 0時
