14.イマイクツ？ ページ14
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どうせもう２度度会うことないだろうし
ちょっとした興味本位くらいの気持ちでお隣さんとの話しを聞いてたけど。
他にも女がいたの知ってたとか
キッチンが使いたかっただけだって笑った彼女。
でも、笑い声とは裏腹に 明らかに悲しそうな顔をした彼女に
なんでか知んねぇけど
ちゃんと吹っ切ってスッキリして貰いたいなって思ったんだ。
さっきの今でちゃんと吹っ切るなんて出来るわけないだろうけど
少しでも、彼女が楽になればいいなって思ったんだ。
「なんで帰んなきゃいけねぇの？」
そう言ったおれにビールをぐびっと飲んだ彼女が
「そう言う約束だったから。……もうタイムリミットかな。」
さみしそうに言う。
「約束？タイムリミット？」
「女はね、大学なんて行かないで就職して、結婚して、子供産むのが幸せだって…皆それが当たり前だと信じてるような田舎なのよ、私の地元は。」
残りちょっとになったビールを飲むでもなく手でぷらぷらさせて
その缶をじっと見つめながら話す彼女。
「30までには絶対結婚するからって、家族の反対押し切って東京に出てきたの。」
「……イマイクツ？」
「……モウスグ３３。」
「過ぎてんじゃん(笑)」
「だからタイムリミットなの(笑)！」
残りちょっとのビールをぐびっと飲み干して
やっぱりその缶を見つめながら
「次の誕生日までに相手が居なかったらお見合いだって。
イマドキお見合いなんて笑っちゃうよねー(笑)
あ〜あ、あの人がもう少し付き合ってくれてたら何とかなったんだけどな〜。
……こんなヨコシマな考えだから逃げられちゃうのか(笑)」
諦めたようにあはは！と笑った彼女は
「片付けちゃうね。」
そう言って手際よくお皿をカチャカチャと重ねていく。
「それでいいの？」
おれ、そんな事聞いてどうするってんだよ。
おれには関係ないんだから『そっか。』って言えば
このまま彼女とは２度と会うこともなくまた当たり前の日々が過ごせるのに。
それでも勝手に口から出てた言葉の続きを
おれは彼女の口から聞きたかったんだ。
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えこる(プロフ) - むぅさん» こんなヌルいお話しにキュンキュンして貰えて嬉しい〜(*≧艸≦)会えない時間や連絡取れない時間がお互いの気持ちを加速してくれたらいいんだけど…２人共性能のいいブレーキ持ってそうだな〜…。次の章では少しは進めるように頑張りまーす♪ (2015年7月16日 8時) (
レス) id: 7d35faf5e5 (このIDを非表示/違反報告)
むぅ(プロフ) - 二人のやり取りと微妙な距離がｷｭﾝｷｭﾝです〜(*≧∀≦)少しずつ進んでるお互いの気持ちが読んでいてたまらないです( *´艸)智くんと仲良くメッセのやり取りが幸せ(*≧ω≦)続きものんびり楽しみにお待ちしてます♪ (2015年7月14日 17時) (レス) id: f02eeb1c0d (このIDを非表示/違反報告)
えこる(プロフ) - ｳｯﾁｰさん» やっぱり気になってる人からの連絡は嬉しいですよね。智本人が気にしてる自覚があるのかは謎だけど…笑 (2015年7月14日 8時) (レス) id: 7d35faf5e5 (このIDを非表示/違反報告)
えこる(プロフ) - 梨沙さん» うふふ、ラブライブ！楽しかった！みんながハマるのが分かる気がするわ〜。いつか可愛い智からかっこいい智になれるといいんだけど…。 (2015年7月14日 8時) (レス) id: 7d35faf5e5 (このIDを非表示/違反報告)
えこる(プロフ) - すみれさん» 可愛いをありがとうございます〜♪早くイチャイチャもしたいけど…ちょっと今完全にお話しが家出中…(｡-∀-｡)気長に待っててくれたら助かります〜…。ラブライブ！娘ちゃんも観る歳なのね。うちは息子がかなりのラブライバーで(笑)でも思わず涙ホロリで楽しかったー！ (2015年7月14日 8時) (レス) id: 7d35faf5e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えこる
作成日時：2015年6月14日 0時
