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頭の下がひんやりとした心地よさで目が覚めた。
窓から陽が差していて1晩経ってしまったことが分かった。
右手に感触があり、そちらを見ると、神威くんが眠っていた。
起き上がると頭からタオルがポトリと落ちた。
枕を見ると、水枕に変えてある。
…看病してくれてたんだ。
そのおかげでか、体のだるさもなくなり、頭痛もなくなった。
ありがとうという気持ちを込めて神威くんの頭を撫でる。
すると、ピクッと動いたかと思うと、バッと顔を上げた。
神「A!起きて大丈夫なの?!」
貴「だいぶ良くなったよ。神威くんのお陰だね!ありがとう!」
そういうと、神威くんは照れたように笑った。
神「あっそだ。今日はお店休むでしょ?入口に書いておくネ。」
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貴「ありがと!」
貴「神威くん、また団員さんたちに何も言わずに帰らなかったね。怒られないかな。」
神「大丈夫だヨ!心配しないで。Aが良くなるまでここにいる。」
そう言ってニコリと笑う神威くんにホッとした。
貴「看病のお礼に何かするよ。…やっぱご飯?」
神威くんは何かひらめいたような顔をしてニコリと笑った。
神「じゃあさ、1日でいいから1回俺の船に来てヨ。」
貴「えっ、そ、それは…」
神「看病のお礼だからいいでしょ?…大丈夫、無理矢理乗せて出航なんてしないから。」
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作者名:星海 | 作成日時:2017年4月5日 10時