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ご飯を食べ終わって片付けを終えると、神威くんが話があると言ったので、2人でソファに座る。




貴「神威くん、話ってなぁに?」




今日元気がなかったことについての理由をはなしてくれるのかな、と思いながら神威くんが話し出すのを待つ。




神「…えっ、と…。その……。」




ん?、と首をかしげて神威くんを見る。




話しにくいことなのか、緊張をしているのか、なかなか話出すことが出来ない様子の神威くん。




貴「神威くん、言いにくいことなんでしょ?ゆっくりでいいよ。…待ってる。」




神「…うん。ありがと。もう少し待ってて。絶対言うから。」




貴「ん。分かった。」




・・・・そこから、待つこと数十分。




神威くんを待っていると何だか頭が重くなってきて、体がだるく感じた。




神「よし。…あのさA。俺、」




神威くんが話し出してくれたけど、頭が痛くなって我慢できず、座っているのもきつくなり、隣に座っている神威くんの肩に頭を預けた。




神「なっ!えっっ!A?!!」




なんかボーッとしてきた。




神威くんに、謝ろうと顔を上げるとすぐそこに神威くんの顔が。




神「////ッッ!!」




貴「かっ、神威くん…、ごめ…。なんか、頭が痛くて……。」




そういうと神威くんは慌てて私のおでこを触った。




神「熱っ!熱いよ。熱かも?!」




そっか。今日雨の中に外に出て濡れて、一時濡れたままだったからだ。




そう考えるうちにも視界がぼやけてきて、あまり考えられなくなってきた。




神「A!早く休も!部屋に連れていくね。」




神威くんに、そこまで迷惑をかけるわけにもいかないので、自分で立ち上がろうとしたが、よろけてしまって神威くんに、抱きとめられた。




神「A。無理しないでヨ!俺がいるじゃん。頼ってヨ。」




そう、耳元で小さく言ったかと思うと、ふわっと体が持ち上げられた。

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作者名:星海 | 作成日時:2017年4月5日 10時

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