9 ページ10
side YG
ホソガに起こされて目が覚めた。昨日の晩同室のジニヒョンと寝たA
隣のベッドを見るともうそこに天使の姿は無くて、朝一であの笑顔を見たかったなとふと思った。
それが朝一で見るのがこの馬面だなんて←
JH「ぶぅえっくしゅ！あ！ヒョン今失礼なこと考えましたね？！」
YG「あ？あー、いや？全然。お前も早く来いよ」
ホソガを放って部屋を出る。顔を洗ってダイニングへ。あー、最悪。うるさいマンネラインの声が聞こえる。ついでにジニヒョンも。先越されたな
もうちょい早く起きればよかったな、なんて。
メンバーにもアミにも塩だ塩だと言われることの多い俺だけどAには甘い自信がある。なんで？なんでって、塩対応なんて、そんなこと出来るわけないだろ。あの可愛い可愛い俺たちだけの天使を相手に砂糖にならないなんてできない。
ジニヒョンの膝の上でマンネラインに囲まれているAを見つけた。
ジョングガにぽっぽされて嬉しそうに笑うAを見て、嫉妬心が膨らむ。俺たちのものだけど、やっぱり独占欲というものはあるわけで、どうしようもなく自分のものにしてしまいたくなる時はもちろんある。
YG「ジョングガ、どいて。」
JK「ユンギヒョン、おはようございます」
YG「ん、おはよ」
ジョングガとマンネラインを退かして、ジニヒョンの膝の上に座るAと目が合うように腰を折る。
YG「Aも、おはよう。」
スっと白い頬に手を滑らせて撫でる。
「おはようございますっ、ゆんぎひょん」
YG「ん、」
頬にあった手で顎を軽く持って口付けると、甘いパンケーキとクリームの味。あまり甘いものは好きじゃないけどAを通して口に入るものならなんでも許せる。寧ろこの甘さですら愛おしい。
YG「ふっ、今日も可愛いな。」
「えへへ、ゆんぎひょんだぁいすき」
ほんとにこいつは……可愛い。
頬や瞼にも唇を落としていると
JN「やーやーやー！ヒョンの膝の上で何してるんだよ！テヒョナもジミナもジョングガもユンギまで！
ぽっぽしすぎだし！全くもう〜、僕のAなのにぃ…」
ジニヒョンはそう言うとAの柔らかい頬をはむはむと食み始めた。
それにAは嬉しそうにきゃっきゃっと笑っている。人に言っておいてなんなんだこのヒョンは、と思いつつ、Aが楽しそうなら全てが許せる気までしてきた。その笑顔を見ながらコーヒーを入れて、ジニヒョンの横に座ってAを撫でる幸せな時間。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 539人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アポロ(プロフ) - 大好きです！！！ (2019年5月18日 22時) (
レス) id: a1c0a1b4d2 (このIDを非表示/違反報告)
イム - すこ゛くおもしろいて゛す！こうしんたのしみにしています！ (2019年5月14日 21時) (レス) id: d0823e1cb3 (このIDを非表示/違反報告)
ラッピー(プロフ) - とても面白いです。素敵な話を読ませてくださってありがとうございます。このお話が長く続きますように。 (2019年5月12日 3時) (レス) id: 253656ff3b (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - ドキドキしながら見てます。更新頑張ってください。ファイティン。 (2019年5月7日 6時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - moreさんの小説読みました。大好きです。更新楽しみに待ってます。ファイティン。 (2019年5月6日 17時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：more | 作成日時：2019年5月5日 20時
