10 ページ11
side JM
テヒョナとAを取り合っていると後から現れた可愛いウリマンネに邪魔ですと退けられ、その後からまた現れたユンギヒョンにも退けられ、しょぼくれながら椅子に座ってパンケーキを食べていると1枚少ないことに気がついた。
テヒョナだろ！当の本人はすごいスピードで食べてもう食べ終わりそうだ。最悪だぁぁぁ、天使と戯れる時間も少ないし、パンケーキは取られるし……
なんて思っていると、
「じみにひょん、これ、ぼくがのこしちゃったパンケーキ…じみにひょんげんきないないだから、たべてくれる、？？」
てとてととお皿を持ってジニヒョンの膝から降りてやって来た天使
なんて可愛い、なんて優しい、ああ、好きだな、愛してる
JM「A〜♡くれるの？ほんとに？ありがとう〜！可愛いなぁ！おいでー♡」
「うんっ、あげます！わぁい！じみにひょんだいすきっ」
Aを膝の上に対面で座らせて抱きつかせてパンケーキを食べる。さっきまで食べていたパンケーキと本当に同じものなのかと疑うほどに美味しい。はぁ、幸せだ。今この瞬間だけじゃなくて、今日一日がもう幸せだ。この子は僕らのもの誰にもぜっったいに渡さない。毎日、小さな幸せを感じる度に増すこの思い。僕達のもの。僕のもの。髪の毛1本爪の一欠片、この子が吐き出す息に含まれる少量の二酸化炭素すら全てが僕達だけのもの。最初は、こんな檻に閉じ込めて、この子の将来はどうなるんだと思ったこともあった。けど、そんな愚かな心配は、僕達の愛の前では要らないと気がついたんだ。何も出来なくたっていいじゃないか。寧ろそれでいい。僕らが死 ぬまで、いや、死 んでもずっと愛し続けるんだから。ドロドロに溶けて、交わって、ひとつになればいい。何も考えられなくていい。僕達の事だけ考えていて？僕達以外はゴミと一緒だから、ね？
愛おしい、愛しい、もう言葉には収まりきらないこの愛情を受け止めるためだけに生きて。
JM「ね？A。僕達だけでいいでしょ？」
「んぅ？ひょんたち以外しらないよぼく、んへへ。
ん〜」
至近距離であった綺麗な透き通る瞳。
段々と近づいて、唇に柔らかい感触。
パンケーキなんかよりずっと甘い
離れようとした唇を今度は追いかけて奪って、小さな口をこじ開けて…
表面張力を破った愛は留まることをしらない。危険な程に。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 540人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アポロ(プロフ) - 大好きです！！！ (2019年5月18日 22時) (
レス) id: a1c0a1b4d2 (このIDを非表示/違反報告)
イム - すこ゛くおもしろいて゛す！こうしんたのしみにしています！ (2019年5月14日 21時) (レス) id: d0823e1cb3 (このIDを非表示/違反報告)
ラッピー(プロフ) - とても面白いです。素敵な話を読ませてくださってありがとうございます。このお話が長く続きますように。 (2019年5月12日 3時) (レス) id: 253656ff3b (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - ドキドキしながら見てます。更新頑張ってください。ファイティン。 (2019年5月7日 6時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - moreさんの小説読みました。大好きです。更新楽しみに待ってます。ファイティン。 (2019年5月6日 17時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：more | 作成日時：2019年5月5日 20時
