沖田くん、俺の妹を貰ってくれない？((

貰ってくれ 01 ページ3

〜Side 新八〜

「こんの、クソ兄貴がァァァ！！」

「ヒギャァァァァ！！やめて？！お願いだからやめて？！」

万事屋の中でまるで追いかけっこをしているような、銀さんとAさん。
こう見えてもあの2人は兄妹。

逆に見えるのは確かだ。
むしろ、息子を叱る母親とその息子の絵図。

「新八、A姉達は何してるネ。」

「今日で連続でプリンを食べられて一週間目、それと仕事をちゃんとしろとか。あとは給料払いなさい、とかかな？」

「ザマァアルな。」←

Aさんが怒るのはあまりない。
でも本当に怒るととても怖い。

行き過ぎだと思うけど、その怖さは''彼女一人で地球を破壊できる''程らしい。
ちなみに銀さんはそれを経験した事があるみたいだ。
顔面蒼白でその時の状況を熱弁していたのを思い出す。

「もうやだァ！！こんな暴力妹怖い！！」

「私も給料未払いぐうたらクソ兄は嫌。」

「A姉ー、もっと言うアル！！」

「もうやめて！？俺の心にグサッと・・・・」

「「刺さっちまえ。」」

真顔で返した神楽ちゃんとAさん。
Aさんは中指を半分だけ立ててるし。
怖いよ、あれだけどもさ！！

「お前、絶対に嫁の貰い手ないだろ。」

「別にする予定ないし。だって旦那に殺されたくないし。」

「どういう妄想してんだアンタ！！」

「「黙れ、メガネ。」」

ほらね！
僕にまで飛び火した。
しかもあの兄妹、ハモったよね！？

「その前にA姉は私が守るヨ。銀ちゃんにメガネ、サド、マヨ・・・・その他諸々から守るアル！！」

その他諸々！？
省略しちゃっていいの！？
ていくかなんで僕も入ってんの？！

「その手があったか！！A、お前今何歳だ！」

銀さんが指を鳴らして言った。

「17だけど。12月で18だけど。」

「銀ちゃん、まさか・・・・・・、」

その先は僕でも予想がつく。
銀さんはもしかして・・・・・・・、

「そのまさかだ！総一郎くんに貰ってもらおう！！」

「はァァァァ！？そんなの私が許さないネ！！よりにも寄ってあのサド！？まだマヨの方がマシアル！！」

そこなの！？
ねぇ、そこなの！？

Aさんの意見は！？

「多串くんは俺が嫌。煙とマヨでAが汚れる。妹までスモーカーマヨになったら、俺死ぬ。」

「確かにナ。あー、ゴリラは？」

「ゴリラは論外だろ。」

そりゃそうでしょうね。

「やっぱり沖田くんしかいないんだよなぁ。」

「嫌アル！！絶対に嫌！！」

でも僕達は気付いていなかった。

「沖田さんって誰？何の話？」

そこからなんだね！？

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

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8

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西 - この方角に福があるはずです

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