沖田くん、俺の妹を貰ってくれない？((

貰われます 21 ページ24

〜Side A〜

食後。
武市、料理うまいねー。
前には晋ちゃんと神威。

「さァ、A。取引の時間だ。」

「黙れよ厨二。いつまで経ってもそんなこと言ってるから、ボロクソに言われるんだよ。」←

「よし。そいつら潰してくる。」

「やめなよ。あんたじゃお兄ちゃんやヅラ達(あいつら)は殺せない。」

あいにく、あの人達は筋金入りの変人なんでね。
変人の妹の私も、大層な変人だが。

私が背もたれにしている壁に刀が刺さる。
物騒だな。

「物騒だね。」

「いや、相手の鼻の穴にからしとわさび詰め込んでたお前には言われたくないがなァ。」

「アレねー。割とハマるよ。」←

あらー。
私ってお口が悪いっ！

「それで取引だ。一つ目は鬼兵隊か春雨に入る事。二つ目は幕府の情報を漏らせ。」

「一つ目、面倒くさいから勘弁。二つ目、知るかよばーかばーか。」

私はあくまでも、真選組一番隊隊長沖田総悟の嫁(仮)。
だから幕府側の人間になる。
しかも夫と別の組織に入るって・・・しかも敵対してそうな組織に入るって無理。

二つ目。
私は幕府側の人間の嫁(仮)だが、警察庁長官や、幕府の役人、将軍や姫君とはあまり面識がない。
それ故、幕府の情報は得ていないから物理的に無理。

「殺されたいのか？」

「訂正。一つ目、私は仮にも幕府側の人間。だから裏切ることは不可。二つ目、私は幕府の人間とはコレと言った面識がない。だから無理。そして・・・・・、」

ここから先はみんな分かると思う。
私は死ねって言われて、''はい死にます''と言えるわけじゃない。
そんな単純に死ねるか、という思考。
だから、

「殺れるもんなら殺ってみなァ？まァ、お前達にその力がない・・・・つまり、正々堂々正面から殺りあって勝てる自信がないから、拘束したのも一つ。」

あ。
二人とも目を見開いてる。
図星ではなさそう。

私は続けた。

「プラス、貴方方が私を攫ったのは私を人質にして、お兄ちゃん達を動かすつもりだったから。晋ちゃん、あんた知ってるもんね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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うちのお兄ちゃん(クソ兄貴)がシスコンだって。」

私たちの幼馴染だ。
知らないはずはない。

私の弱点の1つがお兄ちゃん。
お兄ちゃんの弱点の1つが私である事をね。

さぁ、壁はあとどのくらい？

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

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