沖田くん、俺の妹を貰ってくれない？((

貰われます 19 ページ22

〜Side A〜

11月。
またもや真選組総動員で斬り込み。
また私、1人か。

「やぁ。」

今、障子の方から声がした。
ま、いいや。
どうせ空耳だし。

「聞こえてるよね？俺相手にいい度胸だ。」

キコエテマセーン。
良い度胸とか知るかー。

「おい、A。テメェ、聞こえてるんだろ。」

キコエテマセー・・・・。
は？
この声・・・・・・。

「晋ちゃん！？と・・・・・・・・・あんた誰？」

幼馴染の高杉晋助こと、''晋ちゃん''。
それと、サーモンピンクのアホ毛。
あ、コイツ絶対ハゲるでしょ。

「あり？知ってると思ってた。そうか、吉原の時には居なかったもんね。」

いや、まず誰だよ。
意味分からん。

「あ、うん。じゃーね。」

「待った。」

屯所の廊下に向かって歩こうとすれば。

パンッ

空気を切るような銃弾の音。
その弾はと言えば、壁に貫通して、煙を上げている。

「は？晋ちゃん。どういう事？」

「さァな。」

知らんぷりをした。
何。
これはどういう事。

「俺は春雨の第7師団団長の神威。君はシンスケの幼馴染で、あのお侍さんの妹でしょ？」

「すみません。よく分かりません。」

「Siriのマネはやめてくれるかな？」

あ、この人でもわかるんだ。
てかお侍さんって誰よ。

「いや、だからAは吉原の時にいなかったから、お前の言う''お侍さん''が誰かわかんないだろ。」

「俺が言ってるのは、銀髪の赤い目をした・・・・、」

「あー、はい。お侍さんの可愛い可愛い妹です。」

「自分で言うのかよ。」

だって事実←
てか、お兄ちゃん。
あんた吉原の時に何したの？

「まぁ、上がってく？」←

「遠慮しとくよ。」

「俺も遠慮だ。」

なるほどね。
私は深呼吸をしていった。

「何か用？仮にもここはお巡りさんのいるところ。下手すりゃ逮捕よ、晋ちゃん。それとアホ毛さん。」

「用ならあるさ。お前を捕まえるっていうなァ！！」

「んむぐっ！？」

口元に布を当てがわれた。
クソ、睡眠薬か。
あいにく、クロロフォルムではなさそうだけど。

「坂田A、捕獲完了！」

「殺・・・す・・・・・・。」

遠のいていく意識の中で、最後にその言葉を言った。

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

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