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24 (青s / 黄、紫) ページ25

青side


普段はどこか冷めてて、揉め事は避けてきたタイプやけど、崇裕さんのことになると冷静さを欠いてまう。

今一度、深呼吸する。
俺はここの店長やねん、落ち着け。



今にも崇裕さんを無理矢理連れ去さろうとする客の前に立ち、後ろ手で崇裕さんを守るように支え、頭を下げた。



「お引き取りください」


「崇裕、お前ほんまに調子にのんなよ

こんなイケメンバーテンに入れ上げて、
捨てられるんのが目に見えんで

はっ、でまた照史に泣きつくまでが1セットやな」


フラつく崇裕さんの体を支える手に力を込める。


「バーテンさん、あんたBセンみたいやけど以外と見る目あんで、こいつこう見えて床上手やから」


吐き捨てるように言い残して去って行った崇裕さんのツレ。


最低やな


塩撒き散らしたい気分
あんな奴がいた店内を清めたるわ!


そんなアホな考えがよぎっているうちに、腕に重みが増した。



倒れてきた崇裕さんを抱き止める。

あかん、顔面蒼白、気を失っとる…


「神ちゃん、ごめん、俺…」


「もうすぐバイトくるから店は大丈夫や。
ちゃんと見てあげて」


「ほんまにありがとう」


今は営業中やから昨日みたいに店内のソファに寝かせるわけにいかず、崇裕さんを抱き上げ2階の自宅へ連れてく。


一度ソファに横になってもらい、水と濡らしたタオルを用意した。


「ごめんなさい」


一言謝って、昨日のようにジャケットを脱がせてシャツを緩める。


汗を拭いて、首筋やおでこを冷やして様子を見ていた。


お酒の弱い崇裕さんが先に飲んでいた弱めのアルコール2杯、それからアイツに飲まされたバーボンロック。

ツレに耳を塞ぎたくなる暴言を目の前で吐かれ、立っているのはどれだけ辛かったことか…

何で気づかんかってん!


崇裕さんを守るなんて烏滸がましい、

俺は自分を守っただけやんか、、


バイトの立場やったら、無駄口たたくアイツを間違いなくぶん殴ってた。

それをせんかったのは、保身に他ならん…


くっそ、情け無い、、、


目を瞑っている崇裕さんが穏やかな顔しているのが救い。

もしかして、寝不足やったのかもしれん。


規則的な寝息が聞こえてきて、ほんの少し安心した。


そっとサラサラな髪を撫でてみる。


「もう大丈夫やで、崇裕さん…」


今だけは、嫌なこと忘れて休んだらええ。


起きたら、それから先は________

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こー(プロフ) - Shandyさん» 返信ありがとうございます!迷惑でなくて良かったです。Shandyさんのペースでいいので、更新楽しみにしています。わ……ありがとうございます!まさかそんな嬉しい言葉を言っていただけるなんて……!!ありがとうございます!私も更新頑張らなければ……笑 (2022年3月29日 23時) (レス) id: 88264f67b7 (このIDを非表示/違反報告)
Shandy(プロフ) - こーさん» 不快だなんてそんな、、、むしろコメントいただけて久しぶりに書きたい欲が湧きましたので感謝です♪こーさんのお話の世界観私も大好きです(^^) (2022年3月29日 22時) (レス) id: 18b5a9219f (このIDを非表示/違反報告)
Shandy(プロフ) - こーさん» 初めまして♪コメありがとうございます!青紫お好きなんですね。片隅に放置していた話を見つけてくださり設定や世界観を好きとのお言葉とても嬉しいです。私も青紫大好きなのでなんとか続きを書きたいと思っています。もしパスをかける時はちゃんとヒントを添えますので (2022年3月29日 22時) (レス) id: 18b5a9219f (このIDを非表示/違反報告)
こー(プロフ) - 不快に思われたら無視してください。突然のコメントで失礼なのをわかった上でコメントしました。不快になられましたら本当にすみません。 (2022年3月28日 17時) (レス) id: 88264f67b7 (このIDを非表示/違反報告)
こー(プロフ) - 突然、大変失礼致します。初めまして。青紫が好きでこの作品に出会いました。このお話はパス掛けしないで頂きたいです。突然のコメントに要望、迷惑だと思います。本当に申し訳ありません。世界観や設定がとても好きで読めなくなるのは悲しいのでコメントしました。 (2022年3月28日 17時) (レス) id: 88264f67b7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Shandy | 作成日時:2020年11月23日 16時

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