四十六. ページ46
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冨岡さんと近くまで来てみれば、街の人々がザワザワと群がっていた
でもなんだか....
義勇｢胡蝶、変だと思わないか｣
胡蝶｢えぇ、思いました｣
土埃が上がっているから、何かが壊れたんでしょうけど
人間というのは興味を持ってかなり近くまで接近してしまうはず。
それなのにこの人達はある一定のラインから向こう側に行こうとしない
胡蝶｢すみません、何があったんでしょうか?｣
近くにいた男性に声をかける
男性｢あぁ...あんたら、旅の人かい? 実はこの奥に街中で有名な"呪われた家"があってね、その周辺には誰も近づかないんだが...何やらその方向で何かが崩れたようなんだ。
ここにいる全員、行きたくても行けねぇのよ｣
胡蝶｢"呪われた家"...というのは、具体的にはどんな呪いなんでしょうか?｣
男性｢詳しくは俺も知らねぇが、昔は仲のいい家族が暮らしてたんだってよ。だけど何年か前に急に皆いなくなっちまって、周辺の住民が行方不明になってたり変な呻き声が聞こえたりだとかどうとか....｣
なるほど...十中八九、呻き声や人が行方不明になってるのは鬼の仕業でしょうけど
今はまだ昼間、こんなに明るいのに鬼が暴れ出すのは考えにくいですね
ですが鬼がいることには間違いない
これ以上の被害が出ないよう狩っておかなくては
胡蝶｢冨岡さん、今の話聞いてました? おそらくこの先に鬼が....
って、ちょっと....どうしたんですか!?｣
冨岡さんを見れば拳を強く握って、普段の彼とは考えられないくらいの汗をかいていた
そして、呼吸も乱れている
胡蝶｢冨岡さんっ、らしくないですよ!? 落ち着いてくださいっ!!｣
彼が全集中常中を乱すなんて、ありえない
なにがきっかけでこうなったのかわからないけど、なんとかしなくちゃ
そう思っていると、冨岡さんは既に土埃が舞う方向へと走り出していた
住民｢おいっ、あのあんちゃん行っちまったぞ!!｣
住民｢馬鹿なんじゃないか!?｣
住民｢呪われても知らねぇぞ....｣
あぁもうっ、目立っちゃったじゃないですか!!
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もちを愛す者 - まさか天乃の両親が夢主ちゃんと知り合いだったなんて...夢主ちゃん可哀想すぎる... (2020年8月7日 4時) (
レス) id: edd235e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
misamo0922(プロフ) - いつも読ませて頂いてます！もうほんと切ない！それでもほんと面白い！ほんとこの話好みなんですれ更新楽しみに待ってます！ (2020年4月17日 1時) (レス) id: 20ef572ecd (このIDを非表示/違反報告)
梦雨 - どうやって表せばいいか分からないくらい感動するお話ですね……！（泣） とても切なくて…陰謀が晴れて（？）ほっとしました……ハラハラしながら読ませて頂いてます…！更新楽しみにしてます！ (2020年4月15日 17時) (レス) id: 6806c82317 (このIDを非表示/違反報告)
赤羽翔陽（暗殺教室、ハイキュー、三代目LOVE)(プロフ) - まさかの天乃のマミーとパピー登場 夢主ちゃんと知り合いだったとは… (2020年4月15日 9時) (携帯から) (レス) id: 6d421c109e (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - いつも読ませて頂いてます^ ^もし、よかったらなんですが「お気に入り…」のところの題名？って言うんですかねそこを作者から的なのに変えて頂きたいです^^;更新楽しみに待ってます！ (2020年4月15日 0時) (レス) id: 260c7aaf36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓﾍﾟﾍﾟ
| 作成日時：2020年4月4日 18時
