どうせなら、雪になって消えたい【鬼滅の刃】

三十六. ページ36

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お館様『しのぶ、私から皆に話があるんだ。柱合会議とは少し違うけど、近いうちに集まれるかい?』




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お館様は｢道を間違えた｣と仰った


どういうことでしょう。私達は鬼を斬っている



それの何が間違いなのか




柱は常に忙しい


全員が揃うには予めに日程を調整しなきゃいけないのだけど


お館様の号令があってから2週間後、なんとも早い段階で全員が揃った....



と、言いたいところですが





宇髄｢やっぱ、あのデカい声がないと地味だな｣



胡蝶｢そうですね...｣





いつもならそこに座っていた煉獄さん


彼がもう亡くなってるなんて、一体誰が信じるのだろうか


私だって未だに信じられない





伊黒｢流星がまだ来ていないようだが｣



甘露寺｢天乃ちゃん、また誰かを助けてるのかしらっ!素敵だわっ｣



時透｢雪柱もいないですよ、なんだっけ....名前、｣



実弥｢あの野郎は放っておけェ、虫唾が走る｣




義勇｢....｣





雹山さんがこういった集まりに来るのが遅いのはいつものこと


天乃さんもだけれど、彼女はいつも理由がしっかりとしている



それに比べ雹山さんは一体直前まで何をしているのか...




それに冨岡さん。



煉獄さんが亡くなる前、あなたが私の毒で倒れた雹山さんを蝶屋敷内に運んでいるのを私は知っているんですよ?



相変わらずこの人も何を考えているのかわかりませんね...






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数分後


お館様はあまね様に支えられながらやってきた



私達は跪くけど、やはり天乃さんと雹山さんの姿はない





お館様｢やぁ皆、よく来たね。いきなりの召集だったのに集まってくれてありがとう｣



悲鳴嶼｢お館様直々の召集とあらば、我らが駆けつけるのは当然のこと....｣



実弥｢お館様。重要な話であるのなら、まだ流星がきておりません。全員揃ってからのほうがよろしいかと｣





不死川さんがそう言えば、少し悲しそうに微笑むお館様





お館様｢実弥...天乃だけじゃない、Aもいないだろう?｣



実弥｢鬼殺隊の役目をわかっていないような奴はたとえ柱だろうと居てもいなくても同じです。どうか気になさらず｣





お館様｢.....誰よりもわかっているよ、Aは。鬼殺隊の役目を｣








そして私達は、お館様の口から信じられない事実を聞いた






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