二十五. ページ25
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乗客が誰一人死ななかった
天乃と十二鬼月の鬼から下弦とはいえこれほどの人を守れたのは凄いことだ
やっぱり...杏寿郎くんの判断力には尊敬する
チラッと彼を見てみれば、私に背を向けたまま何も言わない
A「....さすがだね、杏寿郎くんは。私、前車両の様子見てくる」
煉獄「.....」
私が動くと、杏寿郎くんもどこかに行ってしまった
彼が喋らないとなんだか変な感じだ
万が一鬼の残等がいても彼なら絶対大丈夫だろうけど
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前方車両と思われる場所にくると、
黄色い頭の少年と竹を咥えた少女がいた
少年はなぜか口を開けて私を見ていたので、話しかける
A「炭治郎くんと一緒にいた子...かな?」
善逸「えっ、あっ、はいっ!!! あ、ああああ我妻善逸です!!!」
A「善逸くん...よく頑張ったね、3車両も守ってくれてありがとう」
善逸「い、いえ怖すぎてマジで死ぬかと思ったけど...えっと、雹山Aさん?ですよね?」
A「そうだけど、あぁそうか。私さっきまで目を隠してたもんね、これが本当の顔だから」
善逸「おぉ...(めっちゃめっちゃくちゃ美人じゃん)」
A「それと...この子は?」
私と善逸くんのやり取りをずっと見つめているこの竹を咥えた少女
いや、私を見ている....?
瞳の色も独特だし、なんだろうこの感じは
前にもどこかで....あ。
A「あなたが、鬼になったという炭治郎くんの妹ね」
禰豆子「むー?」
善逸「竈門禰豆子ちゃんです....あの、禰豆子ちゃんは」
A「大丈夫、頸は斬らないよ。もうこの子は鬼殺隊でも公認だからね」
禰豆子ちゃんは、私を見つめたままこちらに近づくと
禰豆子「んっ!!」
途端に嬉しそうな表情を浮かべ、私に抱きついてきた
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もちを愛す者 - まさか天乃の両親が夢主ちゃんと知り合いだったなんて...夢主ちゃん可哀想すぎる... (2020年8月7日 4時) (レス) id: edd235e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
misamo0922(プロフ) - いつも読ませて頂いてます!もうほんと切ない!それでもほんと面白い!ほんとこの話好みなんですれ更新楽しみに待ってます! (2020年4月17日 1時) (レス) id: 20ef572ecd (このIDを非表示/違反報告)
梦雨 - どうやって表せばいいか分からないくらい感動するお話ですね……!(泣) とても切なくて…陰謀が晴れて(?)ほっとしました……ハラハラしながら読ませて頂いてます…!更新楽しみにしてます! (2020年4月15日 17時) (レス) id: 6806c82317 (このIDを非表示/違反報告)
赤羽翔陽(暗殺教室、ハイキュー、三代目LOVE)(プロフ) - まさかの天乃のマミーとパピー登場 夢主ちゃんと知り合いだったとは… (2020年4月15日 9時) (携帯から) (レス) id: 6d421c109e (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - いつも読ませて頂いてます^ ^もし、よかったらなんですが「お気に入り…」のところの題名?って言うんですかねそこを作者から的なのに変えて頂きたいです^^;更新楽しみに待ってます! (2020年4月15日 0時) (レス) id: 260c7aaf36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モペペ | 作成日時:2020年4月4日 18時