行くな、行きたくない。3【登坂広臣】

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直人side





健二郎「うわーーっ!!


臣ちゃんやっ!臣ちゃんがおるでっ!?


嬉しいわ〜〜」





なんて言いながら臣をめっちゃ強く抱きしめる健二郎




広臣「ねぇ、こっちも嬉しいけど苦しんだけど笑」



健二郎「あ〜、ごめんごめん」






直人「も〜来るなら連絡すればいいのに


まさか、隆二だけ知ってたパターン?」






俺がそう聞くと、よくぞ聞いてくれましたと言いたげな表情で






隆二「ちがうんすよー


俺も今朝知って、


｛俺病み上がりだから、迎えに来い｝


ってLINEきてたからしょーがなく....」





広臣「しょーがなくって、そんな言い方ないでしょー笑」








「「えっ......」」







臣が.....笑ってる





いや、今まで笑う時くらいあったけど





なんか.....いつもと違う








広臣「ははは....あぇ?


何皆硬直してんの?笑」





隆二「口ポカーンあけて、なにこれー


超シュール笑笑」






ゲラゲラ笑いながらスマホで俺達をパシャパシャと写真を撮る隆二




そんな２人とは裏腹に、驚きを隠せない俺達５人







直己「臣....お前、そんなに笑うやつだったか?」




広臣「え?


もしかしてそれで驚いてたの皆?」







いやいやいや、だってそうでしょ





臣のこんな笑った顔、初めてといっても過言ではない






隆二「あれだよ、リニューアル。



ニューバージョン臣 笑



あれ、違うか。リセットか!!」





広臣「なんかリセットっていいように聞こえないんだけど笑



まぁ、確かにニューバージョンではないっ!!」









楽しそう話す２人の会話に




あきらかに入れそうにない俺達だった.....苦笑

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