行くな、行きたくない。3【登坂広臣】

063 ページ14

剛典side





健二郎「今日はトレーニングだけかいなぁ〜


つまらへんなぁ」




直人「まぁ〜、この頃カメラに囲まれてばっかだったから


たまにはいいんじゃない?


こういうのも」






あれから１０日ほど




臣さんは、すぐにでも仕事に戻ると言っていたけど




さすがにHIROさんに止められた




俺達も、いつ戻ってくるか聞いていない




だからここずっと６人だけの活動だった




もちろん、歌なしの






ELLY「やっぱヴォーカルが揃わないとしまらないっすねぇ」




健二郎「ほんまそうやで


しかもなんで今日は隆二もいないんや」




剛典「隆二さん....最近来るの早かったのに」




直己「たまたまだろ


アイツも遅刻くらいする時あるだろ」







でも珍しい




外見に似合わずあの人.....




平均的に言えばメンバーの中で出勤するのが一番早かったりする




なんかあったのかなー







直人「考えててもしょうがないし、さっさとトレーニングルーム行きますか」




ELLY「おーそうしましょー!」





健二郎「あ、だったら俺早くいかないと


岩ちゃんに場所とられる」




剛典「あ〜!!抜けがけはなしーっ!!!」






ゲラゲラ笑いながらドアノブに手をかけた健二郎さん




扉を開けると...






どんっ







健二郎「うっはーーいってぇっ!!!!」





入ってきた人にぶつかって顔を抑えていた






健二郎「ててて....いやーすいません


よそ見してたもん......で.....?」









.






.







広臣「いったっ!!!



まじいったっ!!!



健二郎くん、復帰してすぐこれは縁起悪いって〜笑」





隆二「ふ、２人とも....



は、はな....赤くなってる.....笑笑」





.







.







.






このあと、健二郎さんが臣さんに歓喜のハグ?をしてたのは....




言うまでもない。笑

064→←062

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す